夏の雑記帳

先週用事があって朝早く市内に出たついでにその近くの方に音楽を聞かせてもらいました。その帰り、聴いていないチューナーがあるのでくださるという話になり素直に受け取ってきました。

家にそのアナログチューナー LUXMAN T-550 を持ち帰ってとりあえず結線してみたところ、無事音が出ました。

長期使用していなかった埃などを薄めた中性洗剤と無水エタノールでクリーニングしてうちのシステムに組み込むことにしました。

せっかくなので、「T-550とQL-Y44F、AU-7500(中略)を繋いだ。ついでにDVD-V730のアナログアウトも。RCAケーブルはAT6A58で」としてラック代わりの60cm角の台に入れてビンテージシステムを組みました。

「高級」チューナー来たるビンテージシステム!


手持ちのスピーカー3セットでシステムを鳴らしてどれをあてがうか決めようとしましたがその時点では音の良い順に、

   ROKSAN HOTCAKESとpolk audio Monitor 4.5のセット

   ホーン付ニュータイプボイド管スピーカー

   改造エレスタット+APMスピーカー EAS-3300

という思わぬ結果となってしまいました。

それで、昨日もEAS-3300のボックスに対策を施していました。横につぶやいた通り、「改造エレスタット+APMスピーカーの低音の膨らみが気に入らなくて箱に吸音材を投入。バスレフ開口にもスポンジ。やっと好みのサウンドが聴けるようになった♪」というものです。手のかかる子だ(汗)。


最近jiroさんのブログでSONYねた(うちとはスケールが違いますが;;)を読んだところ、最後にオーディオマニアと音楽ファンの話が出てきました。

Kuniは某所で「音楽ファンでオーディオファンではなさそうです」と書かれている通り、音楽を好みの音で聴くためにオーディオも少々かじっている程度なのです。

なので、音楽ファン志向60%、オーディオファン志向30%、映画ファン志向10%(学生時代は名画座で年に100本映画を見ていたことも)という感じでしょうか?

それで思い出したことがあり、ちょっと書いてみます。個人的かつ勝手な推論では……(デムパゆんゆんかも??)

   0: 自然音   風の音、虫の音、鳥の囀り
   1: 演奏    楽器演奏、インストルメンタル、ジャズ
   2: 声     お喋り、歌声、ボーカル
   3: 文字    記号、文字、読書
   4: 絵     彩色、絵画、ポスター、写真
   5: ライブ   朗読、演劇、生演奏
   6: 白黒動画  アニメーション、映画、動画全般
   7: カラー動画 アニメーション、映画、テレビ、動画全般

上記数字の大きいほどKuni的脳内処理の負荷がかかるというもので、例えるとジャズの演奏はジャズボーカルに比べ頭を使わないで聴いているとかの表現です。

同じ演奏でも和太鼓は0.5、クラシックは考える要素が加わって1.5という感じがします。

前にはクラシックの動画を見て、指揮者の汗が気になって音楽に集中出来なかったことがありました。

歌詞が表示されていると歌が楽しめないとか。変ですよね。


この2,3か月、水曜日のカンパネラの下の曲がヘビロテ状態なのですが、YouTubeでHD画質でこのユニットの歌を意味を追いながら聴いていると脳に負担がかかってしまう感じなのです。ボーカルナンバーとしてとらえず、インスト的に聴かないといけないのかなと困惑してたり……。




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エレスタットは目覚めるか―改造編

瀬戸内海対岸の広島では大雨が引き起こした土砂崩れで大変な状況に、また近所でも遠征が波乱万丈な事態になっているときのんびりオーディオ雑記など書いていていいのかと思いますが、だからこそ平凡な生活を送れている幸せを感じてブログを続けることにします。


先日実験して進めることにしたソニーSA-MD9のツイーターを活用したオールフラット・スピーカーへの改造に着手しました。

「いい音が出るとわかったエレスタット・トゥイーターを汎用化、つまり他のスピーカーボックスの上に載せて使えるよう改造しよう(中略)エレスタット部はスタンドで立てる、ケーブルはギボシ端子で延長する、電源アンプは別筐体にするという」構想の第一歩として。第二、第三は実行するか未定ですが……。

ツイーター部のスタンド枠として採用したのは近所のホームセンターで見つけたフォトフレームです。L判サイズ用の開口部がジャストサイズだったのと、デザイン的にも落ち着いた感じで良かったもので。

ウーファボックス兼エレスタット電源アンプ部にそのスタンドを載せる方法を思い悩んでいつもの【スウィング】のマスターに相談したところ専用台を作成してくれることになりました。しかもボックスの方も元のユニット用の円形の穴をAPM用に四角く加工してくれるとのこと。

フォトフレーム転じてしっかりした台座が出来上がり【スウィング】で披露


マスターのおかげで元のデザインとは趣を異にする見た目になったと思います。専用台の前面には透明アクリル板を使用してフレームが隠れないようにしてあるという凝りようです。あと、ウーファー側に色合いを合わせたスピーカーネットも被せたいところですが。

よく見ると横に小さな格子グリル付の箱があり、それはサンスイ製の2ウェイスピーカー SP-M1 というものでした。10cmウーファーとツイーターの構成で、持ってみると意外にずっしりしてました。このスピーカーについてネットで検索してもあまり情報がない物でした。

小さいながらサンスイしてます


そこで今回の改造平面スピーカー:名づけて EAS-3300 "It's un(released by) SONY" と SP-M1 の比較試聴をしました。

再生したのはビブラフォンの名盤 LEM WINCHESTER & BENNY GOLSON / WINCHESTER SPECIAL だったので改造スピーカーに有利だったかも知れません。

エレスタットスピーカーは鳴らすのに電源が必要で、まともに音が出るまで少々時間がかかるのですが、徐々に高域を響かせ始めます。低域も不満のないレベル。対して格子グリル付の方はユニットが小さいのとツイーターの音が少しきついのでバランスがもう一歩な感じでした。

格子グリルの方はデスクトップとか箱の上に置いて中低音を響かせて使用するのに向いているようです。

しかし、改造平面スピーカー EAS-3300 の方に異変が!気を良くして音量を上げると片方のユニットからビビり音が発生するのです。ユニット固定ネジを増し締めするなどしてもその症状が直りません。

残念ながら試聴勝負は痛み分けという結果になってしまいました。
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気分転換しようと

Kuniラボでエレスタット・トゥイーターの高音、高域?のことばかり考えて脳が沸く[=過熱してまともに思考できない。英: brain-overloaded]状態になり埋(うず)んで[=抱え込む、気がめいる。物思いに沈むさま]ばかりいても埒が明かないので気分転換に外出しました。暑さで表現が一部標準語から逸脱・迷走してしまいすみません。

出先で版画の小品を見つけたので持ち帰りました。ベルナール・ビュッフェの「La Rochelle 1955」というフランス大西洋岸の港町を描いたリトグラフです。

気に入ったので既存の2枚とともにリビングに掲げました。

あと2枚はノーマン・ロックウェルの「勇敢なカウボーイ」と畦地梅太郎の「山男(一)」です。

撮影の腕が今一なので空と水面の微妙な質感の違いなどが充分写せてませんが……。

ラ・ロシェル 1955勇敢なカウボーイ山男(一)


最近、jiroさんのブログで連載中の「松山オーディオ学校@2014夏合宿」という一連の記事を楽しく読んでいるのですが、特にtoyo-t邸のサウンドの進化ぶりに強く惹かれました。

前からtoyo-t邸のバイオリンの鳴りっぷりには敬服しており、それに加えて低音が充実してピアノも納得がゆく音が出始めたとのことで是非とも訪問しなくてはと思ったのです。

それで日曜日の夜toyo-tさんに電話をして翌月曜日に急遽訪問させていただくことにしました。せっかくなので1人ではもったいないと【スウィング】のマスターにも声をかけて。

上のjiroさんの記事にもあるようにtoyo-tさんは最初から以前とは違う大音量で音楽をかけて行きます。ピアノのペダルの音やファゴットの響きが超現実的ともいうべきレベルで耳に飛び込んできました。

マスターは一部のオーマニの方々と違ってw小音量派なのでtoyo-tさんに普段はどんな音量で聴いているのかと聞いて、小さ目の音というtoyo-tさんの答えを確認してから少しボリュームを下げてもらっていました。

Kuniはクラシック方面は小学生以下の素養なものでかけていただいた曲目など不明だったのですが、toyo-tさんとマスターの会話からそれがウィーンフィルによるチャイコフスキーの「悲愴」だと知りました(恥)。

次にジャズをということで持参した広島のまるせいごさん推奨のピアノトリオ盤 The Roy Haynes Trio featuring Danilo Perez & John Patitucci などお願いしようと思ったら、それは既にリッピング済みでマックから再生してくれました。

ジャズのドラムの音も凄いです。

その後かけてくれた沖仁(おき・じん)さんのフラメンコギター演奏の生々しさにはマスターが強く反応していました。

Kuniのほうは以前の訪問時にも聴いて気になっていた中々渋い女性ジャズボーカルの方に魅了され、あとでそのCD 斉藤真理子/I WISH YOU LOVE を注文してしまいました。

音響関係の長年の経験と理論に裏打ちされたサウンドが開花している、そんな印象を懐いたtoyo-t邸でした。
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エレスタットは目覚めるか―実験編

先日、この前のホーン付ボイド管スピーカーを持って師匠の仮Yaさんのところへ行きました。

まだユニット固定と土台(足)部分の作成がまだなのですが、とりあえず音だけきいてもらおうということで。

持参したCD数枚をかけて評価を訊いたところ、合格点をいただきました。70点ギリギリセーフかと。


先週末から台風12号の影響で四国の西南部が大雨で大変なことになっていますが、松山はそれ程でもなくかえって涼しく過ごせました。

それで2階のKuniラボに戻ってエレスタットスピーカーSA-MD9を聴いてみたりしてました。エージングが進んでいい音がし始めるかと思ったのですが、はかばかしくありません。「ドデカホーン」時代の名残なのか低音を強調し過ぎでせっかくの高域側は実力が発揮できていない印象がしました。

昨日思いついてウーファー部の結線を外し、手持ちの平面スピーカーのツイーター部の結線を外して2台でオール・フラット化したらどんな音できけるか実験してみました。

無理やり重ねて


エレスタットのツイーター、平面のウーファーにそれぞれアンプを繋いで音を出してみたところ、やっとエレスタットの高域再生が体感できました。

今朝、普段メインとして使っているコーンスピーカーのROKSAN HOTCAKESとpolk audio Monitor 4.5のセット(前半)とエレスタットのツイーターと平面ウーファーのもの(後半 1:15~)を比較した映像を撮影してみました。通常よりもツイーターの音を強調気味ながら再生の様子は確認できるかと思います。撮って出しなので横で動いている雑音が入ってしまい聞きづらくてすみません。




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