Bongiovi DPSを使ってみた

数日前ツイッターに目を通していたら Bongiovi Acoustics- Digital Power Station プラグインと言うのが話題になっており、パソコンの再生音の迫力を増す等書かれてあり興味を惹かれました。

Digital Power Station の製品化自体は以前から行われていたようですが、それをPC向けに提供したのがこのプラグインということのようです。試しにBongiovi Acoustics DPSのFREE TRIALのところからダウンロードして使ってみました。今回はその人柱記録です。

インストールするとタスクバーに Digital Power Station の丸いアイコンが表示されました。最初はプラグインというイメージからiTunes専用かと思っていましたが、使ってみると他の音楽・映像再生ソフトでも使えるのがわかり、先日の一件以来iTunesアレルギー状態なのでこれは良かったです。

まずノートパソコンのスピーカーでfoobar2000やWFP4Expによる音楽ファイル再生をしてみたのですが、今まで本体のちっちゃなスピーカーでは音がこもって聞こえにくかったのがはっきり出るようになって聞きやすくなりいい感じになりました。プラグインのプリファレンス設定でBuilt-inスピーカーではAtlanta Notebookにプロファイルを変更したりして。

好感触に調子に乗ってメインのアンプでの再生にも使用してツイッターで呟いたりしていたのですが……。


プリファレンス設定でOutput DeviceをFw Solo SPDIFに、DesktopスピーカーでPhiladelphia Speakersに変更してメインのアンプ、スピーカーで聴いていると、迫力は増すものの誇張感が出てきてせっかくのナチュラルな音質が失われる風なものになるので止めておいた方がいいと判断しました。

それで設定を元のノートパソコンのものに戻してパソコンを再起動してみると、FireWire Soloを繋いでいなくても起動時にはDesktopスピーカー側の設定のままになっていました。いちいち手動で設定を変更しないといけません。

めんどうなので一旦プラグインをアンインストールすることにしました。インストールし直そうと。

そうしたらノートパソコンの本体のオーディオデバイスが無いという状態になり、本体のスピーカーから音が出なくなってしまったのです。で、デバイスのドライバーを手こずりながらやっと再設定しました。とんだ人柱体験だと思いながら。

悪いのはDPSプラグインではなくてノートパソコンのほうかもしれませんが。

それでも懲りずにプラグインをインストールし直して現状本体スピーカー専用設定で使用しています。


個人的な結論としては、このプラグインはノートパソコン付属のスピーカーがしょぼい音しかしない場合などに最適であるということ。迫力が数段違います。しかしピュアオーディオ再生には向かないかと。ピュアオーディオ再生で音質を弄りたい場合は今まで通りFrieve Audio のDSP設定を使うことにします。

液晶モニター付属のスピーカーなどで音に不満がある方にも向いているでしょう。薄型テレビのスピーカーにこの機能をつければ迫力がが増して聞こえやすくなるのではないかと思いました。
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凄耳RYOさん襲来♪

6月最初の週末、地元で美音倶楽部を主宰するRYOさんが先月の予告通り拙宅に偵察に来られました。

じたばたせずにありのままをご試聴いただくというのではあまりにも失礼な部屋の有様(冬モードのまま)だったので前々日から片付けを始めたところ、いつしか本格的な模様替えモードに突入してしまい、結局予定時間の30分前まで作業が続いてしまいました(苦笑)

オーディオ機器の配置もとりあえず並べ替えて繋いだだけの最悪のコンディションで、ままよあとはどうとでもなれの諦めの心境でそのときを迎えてしまいました。

時間はちょうどお昼前だったのでRYOさんをランチでもてなしてお腹と機嫌が良くなったところでOFF会に移行しようといつもの松山市駅前【みゅんへん】で骨付き唐揚の定食をご一緒したのですが、支払いは割り勘になってしまいました。これはまずいことになってしまうのではと悪寒が……。


家に帰って試聴を開始。最初音出ししたらスピーカーからか細い音しか出ていません。最悪の音なのか準備疲れで耳の状態がおかしいのかと思ったら、今回お聞かせするつもりだったスピーカーから音が出ておらず凡才オーディオ側のミニスピーカーのほうが鳴っていたのでした。先が思いやられるスタートです。

気を取り直してメインのロクハン2ウェイ・スピーカー polk audio Monitor 4.5 でのCD再生を始めます。RYOさんは無言で真剣に試聴され、Kuniは言葉を挟む余地もなく手持ちCDを掛けて行きました。

当日再生したのは……


そして、コテンパンに駄目出しを食らうのを覚悟していると、RYOさんから何やら手伝うようにとの言葉が。

現状スピーカーは由来不明の木製ボックスの上に載せてあるのですが、その位置決めがあまりにもテキトウ(大恥)なのを修正しようということになったのです。この位置決め作業だけで時間がかかって細かくミリ単位で位置角度調整が行われました。

RYOさん持参のCDで結果を確認していると、今度はスピーカーの仰角を調整することに。

最初は何をやっているのかわからなかった(核爆)のですが、凄耳RYOさんによればこのスピーカーを高さ60cmのボックスの上に普通に置いたのではウーファーとツイーターの音が別々に聞こえるそうで、それがミックスして耳に入るよう角度調整するとのことでした。横で聞いていてもボーカルの声がさざ波状に聞こえていてそれをKuniは味―マスタリングの技法―かと思っていたのですがただの調整不足だったんですね。

調整実施後同じCDを正面視聴位置で聴いてみると今度は定位がピタッと決まり、立体感のあるサウンドと口の大きさが現れました。さすが凄い!!!

製作者の意図と演奏者、ボーカリストの表現したい音が再現される状態までサウンドがグレードアップしました。

うちの寄せ集め微温(ぬるまゆ)オーディオ―すみません、美音倶楽部のパクリです―でもここまで再生できるとは。RYOさんに感謝しきりです。

調整後


RYOさんからはお陰さまで「なかなかの音がするSPで掘り出し物を見つけましたね」と好評をいただけました。ほっと一安心。
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