身の丈に合った音で

今月に入ってオーディオの先達とも言うべき方々のところにお邪魔することができたのはご存知の通りです。そうした方々と(比較の対象にならない程度の)自分のレベルを比べてみては溜息をついているところです。

前回のブログのコメント欄に、「音は人なりの意を強くしました」などと書いたのですが、その方々が現状のサウンドに到るまでにどのような研究と努力を積み重ねてこられたかを慮るとそのような言葉がいかに不遜なものだったかと反省しています。

そうした高みに近付こうとアンプを変えてみたり、ケーブル類を交換したりと試行錯誤の日々が続いたのですが、結果はタイトル通り、実力以上の音はだせないというものでした。

その過程の副産物として、

「CDが再生できないので1-BITアンプとして使ってたSD-GX1をオーバーホール。
ねじを外し、ピックアップを綿棒とエタノールを使ってクリーニング、結線(フレキ)を再挿入。
加速度(嘘)組み立てをしたら何とかCDを読み始めた。
これでミニコンポ本体としても使える」ようになったのはちょっと一言に書いた通りです。

その後メインのスピーカーのアンプとして一時使用してみたところ、デジタルアンプ的な音でジャズのパワフルな再生には物足りないかなと感じました。

今日はこの前umekichiさんから分けていただいた SUSAN WONG 2 / I Wish You Love を聴いていて、SD-GX1につなぐスピーカーを Roksan HotCakes に変えて復活したドライブでCDを再生したところ、メインのスピーカーのような HiFi 再生とは行かないものの華やかなサウンドが聴けました。

ベッドサイドのセカンド・システムとしては十分な印象です。これはこれでありかなと。

あるBBSで読んだ「バランスのいい音」、「音質を落とすというのも立派な『改善』です」(無断引用ごめんなさい)の言葉の意味合を噛み締めながらボーカル再生を楽しんでいます。

それにしてもこの SUSAN WONG、解説に最もセクシーな歌手とか書いてあって、最初はそうでもないと思っていたのですが、聴けば聴くほどそれが誇張ではないと実感し始めました。愛聴盤になりそうです。

懐かしい曲を見つけたので貼ります Feb. 21 In Memory of H. S.
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T.Y邸のサウンド

前回に引き続きT.Y邸訪問記です。

4344MkⅡ


うちの6畳ほどの部屋だとこのスピーカーだけで一杯なので、そのサウンドを云々する立場ではないのですが、聴かせていただいた印象を書かせてもらいます。

例によってマイペースなKuniですので、(恐れ多くも)早速持ち込みCDをかけていただきました。

RICKIE LEE JONES


この前US盤のCDが手に入ったところだったのでumekichiさんにプレゼントしようと持参していたものです。

T.Yさんは主にジャズを聴く方だと伺っていたので、ジャジーな演奏のこのディスクでも聴いていただけるかなと。いやー、良い音がしました。まさに音に包まれる感じ。中音がしっかりしており、高音・低音も伴なっている。緊張感が弛み笑顔になりました。

調子に乗って、JANET SEIDEL TRIO / WE GET REQUESTS もかけてもらいました。ラウンジ系のジャズライブなのですが、ベースがうちに比べて出過ぎかというくらい前へ出てきます。ジャネットの弾くピアノもいい感じ。

ここでT.Yさんが動きました。ブレーカー類の左側2台のスイッチを切り替えます。

今度はumekichiさん持ち込みのボーカルアルバム SUSAN WONG 2 / I Wish You Love です。音の生々しさが一段と良くなりました。2人で「最初からこの方で聴きたかった」と口にしたほどです。微妙な音の違和感に気づいたT.Yさんの感覚に拍手。

その後はT.Yさん愛聴のジャズに。

ここで、1月にある方から特命を受けていた工作を開始しました。アナログディスクの再生に移ります。

アナログ・プレーヤーNow PlayingNice & Easy Sound


かかったのは1980年のライブ録音でベニー・グッドマンとテディー・ウィルソンが共演しているものでした。うちにもテディー・ウィルソンのアナログ盤 TEDDY WILSON MEETS EIJI KITAMURA があるのでサウンドの比較にももってこいでした。

ベニー・グッドマンと共演できてテディー・ウィルソンが喜んでいるのがひしひしと伝わってくるプレイでした。

umekichiさんの口から思わず「アナログっていいな~」と。「今年はアナログ元年」宣言も飛び出しました。T.Yさんのお蔭で工作の第一段階は突破できた模様です。後はLPレコードをさりげなくumekichi邸に置き忘れてくるだけでよいかと……。

クリーニング・キット


T.Yさんお奨めの逸品。レコードのクリーニングにはこれがあれば事足りるそうです。

左からumekichiさんとT.Yさん


楽しかったですねえ。umekichiさん、T.Yさん、ありがとうございました。
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T.Y邸でOFF会

一昨日地元オーディオ仲間のumekichiさんに誘われて車で10分ほどのところにあるオーディオファイルのお宅を訪問してきました。umekichiさんちからは4,50分かかるところわざわざ愛車のシルバーアロー号で迎えに来てくれました。当日もう1人参加予定だったAMIEさんは急な仕事が入ったそうで残念ながら来られませんでした。

今回訪ねたのはumekichiさんの師匠にあたるK.Kさんのご近所さんでT.Yさんという方のところで、ご自宅の半地下の1室をオーディオルームとして使用されていました。

相当年季が入った方らしくご使用のスピーカーももう10年になるとのことでした。

かなり内容の濃いOFF会でしたので、今回は使用機器の画像を上げるに止めておきます。当日の雰囲気等は次回にさせていただく予定です。まずは機器を以って語らしむという訳で……。

ブレーカー類トランス足回り

まずは電源、足回りから。

CDプレーヤーCDレコーダー

入力系。他にアナログ・プレーヤーも。

プリアンプイコライザー

プリ部。黒い筐体に目を惹かれる。

真空管アンプパワーアンプ

パワー部。凄い(らしい)(^^;)

全景

左右のスピーカー JBL Model 4344MkⅡ を鳴らすために構築されたT.Yさんのシステム。ネット上で紹介されるのは初めてかも。
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S.R.L.に行く

身辺に各種のインフルエンザが迫っているのを実感し始めたこの頃です。まずはうがい、手洗いの励行から対策しましょう。

先月末までの真冬の寒さからやっと開放され、ダウンジャケットをフリースに着替えて町へ出た帰りに、あるギャラリーに寄り道しました。

ネットをブラウズしていて興味深いブログを見つけて親近感がわいたので思わず訪問してしまったのです。

そのギャラリーはスーパー レインボー ラボラトリーの【アーツビレッジ(R2V)】と言い、個人の方が運営されているのでした。

ネットワーク関係の会社勤めを長年されていたオーナーが趣味の写真などを展示する場を提供しようと始めたもののようですが、最近ではオーディオ系の実験室になってきていると自嘲気味にブログで語られています。元ラジオ少年・自作派だった方らしいですね。w

そのあたりが、ミニギャラリーR2Vブログのオーディオ関係の話題や最近のものはスーパーレインボーラボラトリー(S.R.L.) ブログに詳しく載っています。

曲がりなりにも1台真空管アンプを持っていたりする関係で興味を引かれて突然お邪魔してしまったのですが、快く最近扱っているパラプッシュ真空管アンプのコンデンサーを交換すると音がどう変わるかなどこの記事のような話を実演入りで説明してくれました。気づけば1時間以上お邪魔してしまいました。R2V​の主 タケチさん、ありがとうございました。

思いつきの訪問なので写真等はありません。上のブログでご覧になってください。
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