アナログに魅せられて―やっと

ジャズのアルバム3枚をお借りして始まった音源のデジタル化とDVDオーディオ作成計画は予想した以上に迷走が続きました(脳内 BGM: THE BEATLES / The Long And Winding Road)。


デジタル録音したあと録音レベルの調整を図ってソースのファイルが用意できました。

あとは、「SOURCEFORGE.NET の DVD audio Toolsの Downloads → All releases からDL &インストールした dvda-author-package-09.02 win32 のGUIで、画面左に変換済みファイルを表示させ右側へ送るだけで良いので大変楽」な作業のはずでした。

ダウンロードする際、最新版の方がいいと思って Ver. 10.06 を選んだのが判断ミスで、以前のように出来なかったのです。

パソコン環境が変わったせいでそうなったのかと思い1度は上記ソフトでの作業を諦めかけました。

その後念のために以前の Ver. 09.02 を入れて試してみたらなんと動くではありませんか!ほんのちょっとしたことで躓くものです。


試しに先週またumekichiさんからお借りしたジャズのアルバムの中から、

   THE DAVE BRUBECK QUARTET / TIME OUT

をデジタル化した音源を DVD-Audio 化します。

作業は順調に進み、パソコン内に AUDIO_TS と VIDEO_TS の2つのフォルダがアウトプットされました。

DVD-Audio を再生できるようにした foobar2000 で AUDIO_TS フォルダ内の AUDIO_TS.IFO を選択したら問題なく音が出ました。

先の AUDIO_TS と VIDEO_TS の2つのデータフォルダを音匠仕様の DVD-R に焼いて DVD-Audio ディスクが出来上がりです。


ここで、現状据え置き型としては SONY の SACD プレーヤーだけ持っていること、つまり DVD-Audio は再生できないのを思い出しました。

それでネットを見て回っていたら、PANASONIC のポータブルDVDプレーヤーが再生に対応しているとの情報がありました。

そう言えば以前使っていたのがあったはずと捜してみたら押入の奥からDVD-LX8 を見つけました。確かにDVD AUDIO/VIDEO と表記されています。久しぶりに動かしてみるとしかしエラーコード H02 との表示が出て再生が出来ませんでした。ピックアップの不調かとクリーニングをしてみても駄目でした。

再度ネットで検索したら英語の Q&A でピックアップのアッシー部分を手で動かせば動作不良が直るとの記述を見つけてやってみると大正解でした。エラーが解消し再生可能状態になったのです。


しかし……、手持ちのセル DVD-Audio の steely dan / everything must go と 以前にCDから作成したcannonball adderley / Know What I Mean? ’(それぞれ 192kHz と 176.4kHz)は再生できるのに今回の分(96kHz)はできなかったのです。

そこで今日 Samplitude でそれぞれの *.wav ファイルを 192kHz にアップサンプリングして DVD-Audio 化したらやっと再生できました。

Playing DVD-Audio
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アナログに魅せられて―迷走編

アナログ熱に冒されて1ヶ月余り、umekichiさんの方は順調に(素直に)病状が進行して「最近は、すべてアナログ」で他の方へも菌をうつす段階にまで到っている様ですが……。

うちの方はアナログ熱が変異したデジタル化症候群に感染してただいま迷走中です。


前回デジタル化したファイルをパソコン経由で再生してみたら録音レベルが少し低いように感じられたのです。

これは普段CDでいわゆるレベルが高すぎるものばかり聴いている悪影響かと自分の耳を疑ったのですが、結局デジタル的にレベルを修正する方向に走ってしまいました。

ネットから Wavosaur Ver.1.0.5.0 というソフトを調達して日本語化パッチをあてました。

これでソフト的にレベル調整をしてみました。処理的には簡単で任意のファイルを開いておいて、処理から標準化で -1dB とかを実行するだけでした。音的には迫力が出せます。

難点は片面1曲の曲 JIM HALL / CONCIERTO DE ARANJUEZ がなぜかレベル調整できなかった点です。

ここまできて、これってデジタル・リマスターじゃないのかと反省しました。音的にもなんだか不満が涌いてきたし。


YAMAHA DP-U50 はパソコンとUSB接続しているときはプリアンプ機能が使えないのでアナログ的に録音レベルを上げることが出来ません。

そこで今日はプレーヤーと DP-U50 の間にもうひとつプリアンプをはさんで録音レベルを上げようと実験してみました。と言っても手持ちのプリメインアンプ KENWOOD A-3X を使ってみただけなのですが……。

そのアンプの出力から音出ししただけではレベルは上がりませんでした。で、現状は A-3X の可変出力つまりヘッドフォン端子と DP-U50 を繋いで確認しています。

これで一応アナログ的に録音レベルを上げられるようになりました。
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