美音倶楽部 プチ講習会

近頃流行りのハイレゾ・ファイル再生に背を向けてレコードとCDで満足していたKuniです。

先週はじめ寒い日が続いていたとき軽い風邪をひいて部屋で静かにしていました。DVD-Audioのディスクを自作した時の Art Pepper / MEETS THE RYTHM SECTION のレコードから録音した96kHz/24bitのWAVファイルがパソコンに残っていたのを聴いていて、音楽DVD(DVD-Video形式)を作成しようと思いつきました。

DVD-Audioは2chなら192kHz/24bitの高音質でで再生できて良いのですが、DVDなのに汎用性が無いと言うか、普通のDVDプレーヤーで楽しめないのが難点です。

うちの場合録音に使用したオーディオインターフェイスが96kHzのFireWire Soloだったため、DVD-Audioを作成するにはできたファイルを96kHzから192kHzにアップコンバートしないといけなかったのですが、どのDVDプレーヤーでも再生できる音楽DVDなら96kHz/24bitのままでディスクを作成できて手間いらずなのです。

前回2011年の時は音楽DVDを作るソフトが分からなかったのが、今回はネットでいい感じのソフトを見つけられたので試してみました。DVD-Audio Solo というものです。

日本語での情報がほとんどないので、上の紹介ページの内容だけを頼りに作業をしました。ファイルのドラッグ&ドロップとDVD-Videoの設定をして。

再生中に表示するようにレコードジャケットを写した864x480ピクセルの画像を1枚作成して、それを「Picture file pathsで背景に表示する画像を指定」しようとしたのですが、この点だけは上手くいかず、残念ながら指定なしでディスクを作成することになりました。

でき上がった物をプレーヤーに入れると問題なく再生できました。ついでに最近手に入れたCDをリッピングしてr8brainというソフトで96kHz化してもう1枚作成してみました。元がCDなので音質はそれなりなのですが……。

お試しは5枚だけなのであと3枚作成したら購入するか決めないといけません。円高の頃なら3,000円代だったのが今は5,000円以上するので思い切りにくいです。


前置きが長くなってしまって。
そうこうしていたある日、RYOさんから久々にお誘いがありました。思えば半年以上ぶりかと。

その間に公私ともに色々大変だったようですが、最近やっと落ち着いてKuniがハイレゾファイルを聴いてみたいと言っていたのを思い出してくれたようです。

今年の夏前RYOさんが KORG 1bit USB DAコンバータ DS-DAC-10 を手に入れてDSDダイレクト再生を実現していると聞いてから個人的に興味津々だったのです。

指定の時間に遅れて焦って行くと、「何か手持ちのディスクをかけますか」とRYOさんも慣れたもので、こちらの手の内は読まれていました。

持参していたうちにあったハイレゾのものからまず、DVD-Audioでスティーリー・ダンの everything must go から数曲。解像度の高い、高域が伸びる乗りのいい再生です。

「他には?」、ということで、次に懐かしいノラ・ジョーンズのデビュー盤の come away with me に盤を交換しました。あれこれ掛けて……。SACDでよく感じる細かい音はするが力強さが足りない感じはここではありません。RYOさんの緻密な調整の成果でしょう。


CDでジャズのライブ盤などを再生した後、本題のオーディオゲートとDS-DAC-10を使用したハイレゾファイル=DSDダイレクト再生に移りました。

「曲はご自由に、」と言われても困ってしまうのですが、何とか選んでかけたのが下のものです。会場の雰囲気までよく聞こえますね(カメラでの録画で伝わるでしょうか)。



もう一つは弦楽の曲で。見た目を気にしてアンプとかアップにしようとしたら操作音が入って聞き苦しくなってしまいました(汗)。



今回は事前に公開の許可と確認を取ってあります。

ハイレゾの再生に充分な装置と調整の仕上りがないとファイルを用意しただけではこんな音は出ないと痛感させられました。うちは普段通りにしておくしかありません;;。

ハイレゾ関連 | comments (4) | trackbacks (0)

秋晴れに恵まれて―パート2

お寺参りの2日後、今度は市内の北条地区にある聖カタリナ大学へパイプオルガンの演奏会を聴きに行くという名目でエクスクルーシヴさんと連れ立って出かけました。

と言ってもエクスクルーシヴ邸からは車で数分の近所です。

当日は学園祭ということで車が列をなしており、駐車するのも大変だったようですが、演奏会の直前にもかかわらず運よく敷地内に車を入れて止めることができました。

前年行った際は広いホールの後方で聴いたせいかパイプオルガンの迫力が足りなかったので、今年は前の方の席にしようとなんとなく思って進んでゆき、席に着こうとしたら横から声がかかりました。

打ち合わせしていなかったのにKatyanさんとRYOさんが真横に陣取っていたのです。それで合流することに。

当日の模様はKatyanさんのブログに掲載されていますのでオーディオ面の評価とかは付け加える必要もないと思われます。

クラシックのことは門外漢のKuniですが、同じパイプオルガンの曲でも作曲家によって音や曲調が違うと感じられました。

バッハの「トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565」は様式美を感じさせてテンポがよく、マックス・レーガーの「トッカータ 二短調 Op59-5」は技巧的な感じ。フランツ・リストの「バッハの名によるプレリュードとフーガ」は低音!が響くとか。


演奏会を楽しんだ後、せっかくなのでお2人も一緒にエクスクルーシヴ邸に寄ろうということになりました。最近またユニットとスピーカーBOXが増殖していると聞き及んでいたもので。Kuni的にはもう1つの目的もあったのですが。

突然の人数増にもかかわらずエクスクルーシヴさんはいそいそと掛けるCDなどを準備して余裕が感じられました。そして出てきた音はこれまでで一番の低音で迫力がありました。

KatyanさんとRYOさんはこの後予定があるということで途中退席となりました。Kuni1人残ります。


その訳はエクスクルーシヴさんの数日前のブログ記事(一部R18指定の内容を含むのでご注意くださいw)で興味のある物を見つけたためです。写真は無断借用してしまいました(^ ^;

写真の隅に何か?赤いものが写り込んで


その「フェラーリカラー?JBLカラー?のマッサージチェアーが素敵」だったので体調不良と肩凝り治療を目的にエクスクルーシヴ邸を訪問することにしたのでした。

持参のジャズCD―M's(マサちゃんズ)フィーチャリング 佐山雅弘の FLOATIN' TIME―から "クレオパトラの夢" などをかけてもらいながら全身コースと肩集中のそれの2ラウンド揉みもみしました。♡スッキリ♡

マッサージ中イメージしていたのは……


極楽、極楽と思っていたら庵主の視線が何やら痛い感じがしたので、先日手に入れた女性ボーカル:セシリア・ノービーのデンマーク盤セルフタイトルCDを献上したところ機嫌を直してもらえました。エクスクルーシヴさん、お世話になりました。

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秋晴れに恵まれて

前回の記事で、
> 近年この時期になるとブログの更新が滞るKuniです。夏の疲れが出るのか、気圧の微妙な変化の影響なのか……。
と書いたのですが、その原因の一つに思い至りました。

例年10月、11月頃職場の健康診断があり、体重も絞っているのですが、一番気がかりなのはメタボ対策のウェストサイズ85cmを超えないかなのです。

そのため9月、10月にかけてダイエット期間に入るのを気にしすぎて精神的に余裕がなくなるというもの。

健康診断の時だけ体重とウェストサイズを落としているのも疑問です。一度何も対策しないでみようかなと。でもそうすると結果が怖い。


先週は月曜日に無事健康診断を終えて、水曜日くらいに前から楽しみにしていた四国八十八ヶ所の52番札所―太山寺―の本尊御開帳に行こうと思っていたのですが、当日は突然の豪雨で取りやめになり、金曜日の24日に知人と行ってきました。

木々に覆われた参道を進み、最後の急な石段と山門を抜けると真言密教の寺院の中で最大という本堂が青空を背景に目に飛び込んできます。

現在の本堂は1305年に3度目に再建されたものということで、これでも十分古い建築なのですが、元々は586年に真野(まの)長者により建立されたのが最初とか。飛鳥時代以前から続く寺院が身近にあるというだけでも感慨深いものです。

また本尊は739年に聖武天皇から勅納された十一面観音像というまた歴史の教科書に出てくる時代のもので行基作の黄金に輝く立派な光背の付いた木像です。その左右に配した後世の天皇によって納められた金色の光輪付の十一面観音像6体など七身体も見ることができる貴重な機会です。

この御開帳は50年に一度ということで、前回は1964年の東京オリンピックの年でした。もしかしたら子供の時に見にいったのかもと思いますが定かでありません。次回は……まず無理でしょうねw。

本堂内部は撮影禁止ということでその時のメモで詳細をと思ったのですが、順路図を作成しただけで疲れてしまって。下の図の17番の位置に本尊がおいででした。詳細は続きでお読みください。

御開帳本堂順路図
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更衣・更新

近年この時期になるとブログの更新が滞るKuniです。夏の疲れが出るのか、気圧の微妙な変化の影響なのか……。

先日、夏服を整理して秋冬物を出すなどしていてハンガーにかかっていたジャケットを触ったら、ポケットに何か入っている感触が。

取り出してみたらそれは昨年の秋以来紛失していたと思っていたiPod 5.5G RockboxとイヤホンCOA-803でした。てっきりどこぞの店のカウンターとかwに置き忘れてきたものと思って諦めていたもの。

この世代のiPodはWolfson WM8758BGというオーディオチップを使っていて音が一番良いというので気に入って使用していたのです。電池の減りが早くなっているので交換できるか地元のサービスプロバイダーに訊いたら、このiPodのサポートは製造から7年たった8月で終了したとのことで残念。大容量SSD化にも興味があったのに。


見ていただいてお分かりのようにブログの見た目を大幅に改編しました。

きっかけは県内大洲市出身の中村修二博士のノーベル物理学賞受賞です。

受賞理由となった高輝度青色LEDの発明・開発はその恩恵を受けてその後LED照明や液晶ディスプレーの普及が進んだというまさにエポックメーキングな技術でした。

ネットで色々検索していて、そう言えば白熱電球、蛍光灯、LED照明のうち一番自然光に近くてしかも目に良いのはどれなのかという長年の疑問を思い出しました。「ブルーライト」による悪影響の問題とかどうなんでしょう?

それで、夜間等で目に優しい表示が黒地系であると聞きかじってブログの見た目を変更することにしました。

それでも黒地に白い文字ではコントラストが逆に強すぎる感じがしたのでGetRGBというソフトでさまざまなサイトの色を確認しながらブログのCSSデザイン設定を弄って行きます。

なお、Kuniのブログはロリポップ!というレンタルサーバーを借りて、ウェブログ管理ツールSereneBachとテンプレートを使用して作成していますので、普通の大手ブログ環境でこのような改編が可能かどうかは不明です。安易に真似をして生じたどのような結果にも責任を持ちませんので、この点よろしくお願いします。

CSSのまともな知識が無いのにリンク関係の色設定とか弄って試行錯誤、所々に白い線が残ってしまったり。最後ブログの背景を黒にすると全体がダークな印象になるという問題が残りました。

ここで思い出したのが、昨年春LEANAUDIOさんで紹介されていた手持ちCDのリスト(iTunesのライブラリ形式:今は公開されていないようですが)。

そのイメージで今までブログに載せた600枚の写真の中から選んだサムネイル表示を並べて画像を作成しました。

背景元画像


テンプレート画像が入っているフォルダーに画像をアップしてCSSテンプレートのhtml,body{ }の中に

background:url({site_parts}Blog_back2.jpg) repeat 0 0;

の一行を加えたらいい感じの背景(ジコマン)になりました。

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本格的オーディオ工作室

先日オーディオ機材の一部をやっとこさ断捨離したKuniです。手持ちで重複している物を手放したところで、現状の機材の接続と秋に向かってのアップデート予定も記す意味で使用機器リストを作成しました。

プロフィール 2014秋



先週末にとうとう閉店してしまった【スウィング】の常連だった方から、9か月掛かりで造作していたオーディオ工作室がほぼ出来上がったという話を聞いたので、さっそく訪問して来ました。

松山市郊外の田園地帯に住むCさんは自宅の庭にコンテナを改造した工作室を自作していたのです。何でも近所の空き地で朽ち果てようとしていた物を無償で譲り受けたとか。

土台部分の準備から始めて、受け入れ後入り口を2か所に増やしてドアをつけたり、朽ちかけていた内装のやり直しと床張りをするなど、大変な作業を一人でこなして今に至ったとのことです。

元はコンテナ作業台も自作


超文系でCさんの詳しい説明を聞いてもほとんど理解できないのが目に見えていたので、訪問当日は当地のオーディオ建築家ことエクスクルーシヴさんに同行をお願いしました。

エクスクルーシヴさんは各種機械類や工具についてさすがに詳しく、工作室の説明に質問もするなど話がスムーズに運びました。

機械その1機械その2機械その3


[追記]2014.9.23 Tuesday 19:28
エクスクルーシヴさんに写真の機械(左から)1,2,3それぞれの名称と用途を教えていただくようお願いしたところ、快く解説をしていただけましたので原文のまま張っておきます。

エクスクルーシヴさん、ありがとうございました。


Cさんは少年時代にオーディオ工作をはじめてから60年近くになるという大ベテランで、お持ちの道具にはプロ用の物も相当数含まれているとのことでした。Kuniは、エクスクルーシヴさんが感心しているのを見て、凄いのだろうと思うだけでしたが(滝汗)。

その間気になったのは、その辺に転がっているワインのボトルという体たらくで……。

工具その1:凄いとしか工具その2:自作サイクロン集塵機工具その3?:作業の友



説明が一巡した後、少し時間があったのでCさんの自作スピーカーを見せていただけることになりました。

庭からオーディオルームに移動してみると、これまで作成して来たスピーカー(の一部)などが所狭しと置かれてあり、その1つ1つが研究成果を具現しているものでした。Kuniが日頃遊んでいることなど足元にも及ばない充実したもので。

それでも、そこは自作系オーディオ同好の士、3人で楽しく談義がはずみ、時間があっという間にたちました。

スピーカーの話だけでなく、音楽やオーディオ機器、先ほど気になったワイン・酒の話などまた次回、できれば一杯やりながら(^ ^;;続きをしたいと思いつつCさん邸を後にすることに。

幅27cmのミニチュア・パラゴン


Cさんは写真のようなミニチュアタイプのスピーカーだけでなく、頼まれれば15インチクラスのスピーカーのエンクロージャー作成も引き受けているなど、電気・木工両作業に長けている素晴らしい技能の持ち主でした。
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夏の雑記帳―その2

先日まで珍しくテレビの番組「モンティ・パイソン 復活ライブ!」やアニメの視聴「シュタインズ・ゲート」にはまってオーディオから離れぎみの日々を送っていました。

最近やっとオーディオ遊びに戻って、手に入れたCD: ASTOR PIAZZOLLA/La Camorra のことをつぶやいたところ、このブログから勝手にリンクしている7thingsandさんから耳寄りな情報を提供していただきました。

「曲順を変更してLaCamorra Ⅰ-Ⅲから聴かれるのをお勧めします。LPはそうなっていて、アルバムの印象が随分違うと思いますので」(無断引用: m(_ _)m )とのこと。

ネットでLPについて検索して何とか探し出し、同じ曲順で個人的にCD-Rを作成して聴いてみたところ、こちらの方が最初からテンションの上がる構成で流れも心地よく楽しめる内容と感じられました。


昨日は名残惜しい【スウィング】の多分ラス前となりそうな訪問にジャズの先輩Yさんを誘って行ってきました。

いつもの通りジャズ&オーディオ談義に花を咲かせての帰り際、マスターから2人にそれぞれ店内入り口脇に飾ってあったポスターを頂戴しました。嬉しい限りです。閉店は寂しいものの、ポスターを眺めながら【スウィング】のことを思い出せればよし……。

さっそく部屋に貼ってみました


その前日、録画をお願いしていたモンティ・パイソンのブルーレイディスクを受取がてら、近頃オーディオ弄りに本格的に取り組み始めたというumekichi邸の様子を確認に行ってきました。

とりあえず持参しておいたピアソラのCD-Rなどをメインのスピーカーで再生していたところで、umekichiさんから、最近はまっているというオーディオ機器への処置をこれからするので手伝ってほしいという話があり、その作業に移行しました。

作業の内容は、その後来訪されたエクスクルーシヴさんのブログ記事に少々脚色はあるものの(笑)概略が記載されています。

CDの曲順は改変済みCD専科からブルーレイなど何でも来いに変身!


作業後に同じCD-Rを再生してみると、なるほど出音に変化が感じられました。常々紳士であろうと心掛けているKuniですが、真摯にオーディオと向き合うあまり(口が滑って)感じたありのままに批評してしまう癖が出てしまい、「(処置前の)ブーミーなところがあった低音がすっきりした」などと述べてしまいました。他にも2,3失礼な発言があったかも知れません。記憶にありませんが……。

気がつくと、室内各所にumekichiさんが施した音質改善策の跡が見受けられました。

一番わかりやすいインシュレーターだけでもこんな感じで。

プレーヤーを始めとしてアンプ類やスピーカーに至るまで


UMアコースティック(仮称!?)の今後のさらなる発展に期待が高まる訪問となりました。
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夏の雑記帳

先週用事があって朝早く市内に出たついでにその近くの方に音楽を聞かせてもらいました。その帰り、聴いていないチューナーがあるのでくださるという話になり素直に受け取ってきました。

家にそのアナログチューナー LUXMAN T-550 を持ち帰ってとりあえず結線してみたところ、無事音が出ました。

長期使用していなかった埃などを薄めた中性洗剤と無水エタノールでクリーニングしてうちのシステムに組み込むことにしました。

せっかくなので、「T-550とQL-Y44F、AU-7500(中略)を繋いだ。ついでにDVD-V730のアナログアウトも。RCAケーブルはAT6A58で」としてラック代わりの60cm角の台に入れてビンテージシステムを組みました。

「高級」チューナー来たるビンテージシステム!


手持ちのスピーカー3セットでシステムを鳴らしてどれをあてがうか決めようとしましたがその時点では音の良い順に、

   ROKSAN HOTCAKESとpolk audio Monitor 4.5のセット

   ホーン付ニュータイプボイド管スピーカー

   改造エレスタット+APMスピーカー EAS-3300

という思わぬ結果となってしまいました。

それで、昨日もEAS-3300のボックスに対策を施していました。横につぶやいた通り、「改造エレスタット+APMスピーカーの低音の膨らみが気に入らなくて箱に吸音材を投入。バスレフ開口にもスポンジ。やっと好みのサウンドが聴けるようになった♪」というものです。手のかかる子だ(汗)。


最近jiroさんのブログでSONYねた(うちとはスケールが違いますが;;)を読んだところ、最後にオーディオマニアと音楽ファンの話が出てきました。

Kuniは某所で「音楽ファンでオーディオファンではなさそうです」と書かれている通り、音楽を好みの音で聴くためにオーディオも少々かじっている程度なのです。

なので、音楽ファン志向60%、オーディオファン志向30%、映画ファン志向10%(学生時代は名画座で年に100本映画を見ていたことも)という感じでしょうか?

それで思い出したことがあり、ちょっと書いてみます。個人的かつ勝手な推論では……(デムパゆんゆんかも??)

   0: 自然音   風の音、虫の音、鳥の囀り
   1: 演奏    楽器演奏、インストルメンタル、ジャズ
   2: 声     お喋り、歌声、ボーカル
   3: 文字    記号、文字、読書
   4: 絵     彩色、絵画、ポスター、写真
   5: ライブ   朗読、演劇、生演奏
   6: 白黒動画  アニメーション、映画、動画全般
   7: カラー動画 アニメーション、映画、テレビ、動画全般

上記数字の大きいほどKuni的脳内処理の負荷がかかるというもので、例えるとジャズの演奏はジャズボーカルに比べ頭を使わないで聴いているとかの表現です。

同じ演奏でも和太鼓は0.5、クラシックは考える要素が加わって1.5という感じがします。

前にはクラシックの動画を見て、指揮者の汗が気になって音楽に集中出来なかったことがありました。

歌詞が表示されていると歌が楽しめないとか。変ですよね。


この2,3か月、水曜日のカンパネラの下の曲がヘビロテ状態なのですが、YouTubeでHD画質でこのユニットの歌を意味を追いながら聴いていると脳に負担がかかってしまう感じなのです。ボーカルナンバーとしてとらえず、インスト的に聴かないといけないのかなと困惑してたり……。




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エレスタットは目覚めるか―改造編

瀬戸内海対岸の広島では大雨が引き起こした土砂崩れで大変な状況に、また近所でも遠征が波乱万丈な事態になっているときのんびりオーディオ雑記など書いていていいのかと思いますが、だからこそ平凡な生活を送れている幸せを感じてブログを続けることにします。


先日実験して進めることにしたソニーSA-MD9のツイーターを活用したオールフラット・スピーカーへの改造に着手しました。

「いい音が出るとわかったエレスタット・トゥイーターを汎用化、つまり他のスピーカーボックスの上に載せて使えるよう改造しよう(中略)エレスタット部はスタンドで立てる、ケーブルはギボシ端子で延長する、電源アンプは別筐体にするという」構想の第一歩として。第二、第三は実行するか未定ですが……。

ツイーター部のスタンド枠として採用したのは近所のホームセンターで見つけたフォトフレームです。L判サイズ用の開口部がジャストサイズだったのと、デザイン的にも落ち着いた感じで良かったもので。

ウーファボックス兼エレスタット電源アンプ部にそのスタンドを載せる方法を思い悩んでいつもの【スウィング】のマスターに相談したところ専用台を作成してくれることになりました。しかもボックスの方も元のユニット用の円形の穴をAPM用に四角く加工してくれるとのこと。

フォトフレーム転じてしっかりした台座が出来上がり【スウィング】で披露


マスターのおかげで元のデザインとは趣を異にする見た目になったと思います。専用台の前面には透明アクリル板を使用してフレームが隠れないようにしてあるという凝りようです。あと、ウーファー側に色合いを合わせたスピーカーネットも被せたいところですが。

よく見ると横に小さな格子グリル付の箱があり、それはサンスイ製の2ウェイスピーカー SP-M1 というものでした。10cmウーファーとツイーターの構成で、持ってみると意外にずっしりしてました。このスピーカーについてネットで検索してもあまり情報がない物でした。

小さいながらサンスイしてます


そこで今回の改造平面スピーカー:名づけて EAS-3300 "It's un(released by) SONY" と SP-M1 の比較試聴をしました。

再生したのはビブラフォンの名盤 LEM WINCHESTER & BENNY GOLSON / WINCHESTER SPECIAL だったので改造スピーカーに有利だったかも知れません。

エレスタットスピーカーは鳴らすのに電源が必要で、まともに音が出るまで少々時間がかかるのですが、徐々に高域を響かせ始めます。低域も不満のないレベル。対して格子グリル付の方はユニットが小さいのとツイーターの音が少しきついのでバランスがもう一歩な感じでした。

格子グリルの方はデスクトップとか箱の上に置いて中低音を響かせて使用するのに向いているようです。

しかし、改造平面スピーカー EAS-3300 の方に異変が!気を良くして音量を上げると片方のユニットからビビり音が発生するのです。ユニット固定ネジを増し締めするなどしてもその症状が直りません。

残念ながら試聴勝負は痛み分けという結果になってしまいました。
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