アクセサリー自作(の真似事)ーその2

11月7日17時よりジャズ喫茶【スウィング】にて、ディスクスタビライザー選手権2011秋が開催されました。参加者はジャズの先輩Yさん、【スウィング】のマスター、そしてKuniの3名。立会人は居合わせた常連さん2名です。

Yさんは THORENS STABILIZERで、マスターは秘蔵の MICRO DISC STABILIZER ST-10 で、Kuniは自作の KUNISAN DST-02 で参戦です。

当初はYさんとの2名で行う予定でしたが、予想外のマスター参戦となりました。相手に不足なし。ていうか、強力過ぎます。

当日の計量データは以下の通りです。

THORENS STABILIZER
  真鍮製・クローム・メッキ仕上
  質量:535g
  寸法:直径68mm高さ35mm

MICRO DISC STABILIZER ST-10
  真鍮製
  質量:910g
  寸法:直径79mm高さ33mm

KUNISAN DST-02
  真鍮、水晶玉、鉛、ゴム製(DST-01のバージョンアップ版)
  質量:352g
  寸法:直径88mm高さ38mm

戦いの火蓋は切って落とされました。

携帯で撮影
ディスクスタビライザー試聴の順序はマスターに一任。

まず、Yさんがこれ無しでのレコード再生にはもう戻れないという THORENS STABILIZER を載せて。

次に、 KUNISAN DST-01 から高さで43%マイナスしてプレーヤーのダストカバーが閉まるようにし、内部素材を鉛テンヤと水晶玉にグレードアップして質量を12%プラスさせた KUNISAN DST-02 を。

KUNISAN DST-02 は THORENS STABILIZER に比べると軽めの柔らかな音になります。会場からは「ゴムの音」の声が。レコード盤との密着度は一番なのですが、再生音を支配するようなものではなく響かせる方向か。ジャズには力強さが足りないかと。

もう一度 THORENS STABILIZER で再生します。音の分離も良く、何より中域・低域の迫力が違います。サウンドが深くなる。「腰の据わった低い音」でジャズを駆動します。

最後に重量級のMICRO DISC STABILIZER ST-10 が載せられました。
これも中域・低域が出ている他、高域の響きに特徴を感じました。「金属のストレートな音」が出ています。ジャズもクラッシックもオールマイティーな印象。

今回の試聴ではいきなりディスクスタビライザー界のエースと競い、ぼこぼこに打ち込まれてしまった感のある KUNISAN DST-02 ですが、これを参考にしていっそうの実力アップを誓うKuniでした。

戦いすんで肩を落として帰ろうとしたら、立ち会っていただいた常連のIさんが、参加賞代わりに ortfon のMCステップアップ・トランスフォーマー T10MkⅡ を貸してくれました。ありがとうございました。
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