エレスタットは目覚めるか―その1

近頃オーディオ界隈では”ハイレゾ”音源の再生が流行っているようです。

所謂”ハイレゾ”とは主にDSDファイル、SACDや96kHz/24bit以上のPCMファイルなどによる高帯域までの再生を指し、2,3年前にKuniラボで作成を試みていたDVDオーディオディスクなどは危うく”ハイレゾ”の対象外になるところだったようです。

24bit以上のPCMファイルなら高音質になるのは経験済なのですが、元々16bitのCDレベルのファイルをアップサンプリング(高帯域を創出?)して”ハイレゾ”として売り出すのはどうかと思います。

ブルーレイディスクの再生が先日の「アナと雪の女王」の発売によって本格化した感があるように、”ハイレゾ”オーディオも思わず購入したくなるようなオリジナルのキラーソフト出現が待たれるところです。過去の遺産の焼き直しではd(ry。


先頃、そんなことなど思い浮かべつつ外出していて面白いスピーカーを見つけました。もう20年も前にソニーがハイコンポの一部などとして販売していたのですが、最近は滅多に目にすることも無くなっていた物です。

どうしても気になってしまい後日その店を再訪しゲットしてしまいました。機種はSA-MD9でエレクトロスタティック・トゥイーター(略してエレスタット)付の2ウェイスピーカーです。

普通の箱スピーカーの上に無理やりトゥイーターを立てたような外観で前は美的にちょっと、という印象だったのですがそのトゥイーターとしての素性の良さを知って興味が増してきていました。エレスタットの性能を活かせれば流行りの”ハイレゾ”も十分再生できるのではという訳で……。

真ん中のがSA-MD9エレスタットの部分


ソニーのエレクトロスタティック・トゥイーター付スピーカーにはアンプ内蔵のものとそうでないタイプのものとがあります。電源ケーブルが付属していたのでアンプ内蔵のだと思っていたのですが、これのはトゥイーターを静電気で駆動するための電源で、勘違いでした(汗

2,3日ミルト・ジャクソンのvib.演奏などを鳴らして試聴してみたのですが、うちのメインで聴いている2段重ねスピーカー(左上の写真の黒いの)に比べると何だかぬるい、もしくは眠いとしか表現できない音がして期待外れでした。オルゴールのCDなど鳴らすと超リアルな再現がするという噂だったのですが。

それで、今回もまた分解・修理にチャレンジすることに……。ねじが多くて(汗々、次回へ続く)

上のカバーから分解エレスタットが見えて結局フロントグリルも外す


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