自作マイクⅡ

前回エノキダケステレオマイクに挑んだのですが、失敗かと思いきや、単に右側のはんだ付けが不完全で外れていただけと判明しました。はんだし直したらICレコーダーの外部ステレオマイクとしてSHQモードで録音することができました。しかし音質はWMAでそれなりだったので残念でしたが……。

今回は2号機としてモノラルマイクを作成することにしました。

まずマイクの胴体部分を探しに100円ショップへ。普通アルミの棒とゴム管とかで防振を図るのを他の素材でできないかと店内をうろうろしてやっとあるものを見つけました。大小2本で105円の筆セットです。大の方は太すぎるので筆として使います。振動には少し弱いものの、金属のような響きは発生しにくいのではないかという素材ー竹ーでできてます。書道の先生に怒られそうですが先と末端を切り落として使います。片方切ったマイクコードを中に通してゆくと途中で止まってしまいます。竹だけに節があるのです。

節を除去してマイクコードが貫通し、マイクユニットをはんだ付けして完成となればよかったのですが、切断して撚ったケーブルとマイクの足(ピン)を付けるのが上手くゆきません。

電気屋に何かないかと見に行ったらラジカセ用のスピーカーケーブル2本組みというものを見つけました。片側の裸のケーブルがいい具合に固めてあり、もう一方はモノラルミニプラグになっているもの。これだと簡単にはんだ付けできそうです。

でき上がったのが下のドラムスティックならぬチョップスティック型マイクです。モノラルマイク2本でステレオ録音も可能に。とりあえず1本だけですが。

左側が2号機


左のが今回の自作エノキダケで胴体長16cm・直径9mm。右にあるのは手持ちのSONY製ECMマイク ECM-J80S です。

録音してみるとエノキダケの方は高音まで伸びるのに対して、SONYのは高音をカットしてあるような印象でした。会話等の録音にはSONYので十分な感じです。今後は録音方法について研究する必要があるようです。
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自作マイクⅠ

前回エノキダケマイクの録音に感動して薄型コンデンサ・マイク WM-E13UY を手に入れたと書きました。

その直後、簡易版エノキダケの作成にトライしてみました。言わば自作マイクの1号機です。

今回はヘッドフォンの筐体やケーブルをそのまま使えばステレオマイクが作成できるのでは……という安易な発想を実行してみたもので、詳しい方から見るとお話にならないのでしょうがお付き合いください。

本格的には【趣味の工作】さんのホームページにあるステレオマイクの製作の記事にあるようにするのでしょうが。

手近にあったヘッドフォンを開腹します。

よく見かけるあれです


内部ユニットを外して WM-E13UY をはんだ付け。相当細かい作業ながら何とか完了。

プラス・マイナスを間違えないように


制振加工をしてふたをする。

これでもマイクです


最初ノートパソコンのオーディオ入力に挿して録音をしてみたのですが、入力レベルが低く実用的ではない感じでした。

次に以前USBオーディオ・インターフェイスとして使っていたSE-U55Xを使ってみることにしました。この機器は今は光デジタル入力のDACとしてプリアンプ的に使っています。

SE-U55Xにはマイク入力があり、レベル調整もできるのです。これだと適正なレベルで録音できました。ただしMONO入力という仕様でした。録音して聴いてみると、スタジオではないせいか背景にノイズが乗るものの、うちで録音した中では一番良い音でした。

ステレオ録音できる機器はないかと思い、以前に使っていたオリンパスのICレコーダー DM-20 を探し出して実験してみました。外部ステレオマイクとして簡易版エノキダケを使おうと。こんな風に。

録音風景


残念ながら外部ステレオマイクとしてSHQモードで録音はできませんでした。
心はすでに2号機の作成に向いています。
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エノキダケ?

先月AudioGateが使いたくて入ったツイッターで、あるときタイムドメインについてつぶやいたところ、京都のタイムドメイン・スタッフの方からフォローをいただくようになりました。

毎日表示されるツイートをなんとなく眺めていたのですが、先週の初め頃からがぜん興味をそそられる内容になってきたのです。

それは、エノキダケに関するもので、オーディオ関係のブログでもこことか一部話題になっている様子でした(?)。

すみません。今回取り上げるのはエノキダケマイクというものについてなのです。


タイムドメイン社の由井啓之社長は以前から以前から感度の良いマイクのことを話題にされていたそうで、それを聞いたある方が自作されて使ってみたところ、驚くべき性能で録音できたというのが始まりです。詳しくは TAD WITH TIMEDOMAIN さんの記事をご参照ください。

録音されたアーティスト・プロデューサーの佐久間正英さん(ブログ参照1参照2)の音声ファイルは下のリンクのものなどです。

masahidesakuma

英語なので苦手な方もいらっしゃるかも知れませんがその中の Goodnight_to_followers2010.12.10 や Goodnight_to_followers2010.12.13 の演奏を聴いて引き込まれてしまったのです。

ただ、うちのブラウザではなぜか直ぐに再生できなくて、ダウンロードしてから聴いてます。
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