極小銀箱&冗談ワッツ?

昨日また【スウィング】のマスターからお声がかかり、店に行ってきました。

他のお客さんもおいでなので最初は遠慮しながらでしたが、そのうち地が出て持ち込みのCDをかけてもらっていました。

最近手に入れたボーカル物の CAROL SLOANE/But Not For Me。 ガーシュウィン作品集をトミー・フラナガン他のカルテットをバックにしっとり唱うのですが、JBLパラゴンで聴くと、こんな大人な音はうちでは出せないなあと改めて思わされました。

途中うちのリファレンス・アルバム RICKIE LEE JONES から Chuck E.'s in Love など流してもらったあとは、ALTECバレンシアのほうで DEXTER GORDON/GO! を。こちらはズバリ好みにはまる音で大いに楽しめました。


いつの間にか【スウィング】の広報担当に指名されているKuniですが、今回の用事はお世話になっているマスターの新作スピーカーの取材をし、ブログにアップするというものでした。

3月に入って忙しい時期にもかかわらず、マスターは先日umekichiさんのアンプ LXA-OT1 のケースを作成してくれたり、今回またミニスピーカーの新作を世に問うたりと精力的に活動されています。

先月こちらで取り上げた波動スピーカーの他、近作として以下のようなのを仕上げていました。

とりあえず2種類撮影2S-305のミニミニ版極小銀箱とバレンシア


ダイヤトーン2S-305のミニミニ版は昔からそこにあったような味がセンスの良さを感じさせますし、ALTEC極小銀箱の雰囲気もいいですね。

一番最新の作品に使用した素材は石粘土ということです。

これを成形して詳細はというと


特殊な形のスピーカーなのでこういう素材でチャレンジしてみたとのこと。形にして乾燥させると縮んでしまうので追加作業が必要だったとのことです。詳しくは店で聞いてください。でき上がったのが……。

これがSPとはね!ロゴまで細かくいい仕事してます全システム


ジョーダンワッツというメーカーの往年の名機フラゴンをミニ版で再現してみた作品です。

小さいながらボーカルの再生には不足ない感じで、ルイ・アームストロングが朗々と歌っていました。

さて、次回作はどうなりますか?
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雑談中心―2013続き

昨日は【スウィング】のマスターから新しいスピーカーを仕上げたので聴きに来るようお誘いがあったので寄ってみました。他に用もあったし……。

今度のスピーカーはボイド管利用の発展形でいわゆる波動スピーカータイプのものでした。長さは40cmとのことでユニットはPCスピーカーの再利用。

それを贅沢な台(JBLパラゴン)の上に置いてありました。

丁寧に仕上がってます


シンプルな構造の割に低音もよく出てました。

Kuniは例によって調子に乗って持参したiPod-RockBoxedをLINE OUTで繋いで勝手に再生したりしてしまいました。


前回触れたスピーカーのスタンドをどうするかという件ですが、その直後予定外の出費が発生してしまい、予算の都合で工作することになってしまいました。

【スウィング】に寄った用事はその関係でマスターから工具を借りることになったというものです。

スピーカースタンドは2x4の材木を組んで作ることにしました。

自分なりに図面を書いてサイズを決めて近所のホームセンターで材料と木ねじ、ダボなどを揃えましたが、作業に必要な工具が無かったのでマスターに相談したところ快く貸してくれることになりました。

ドリルはマスター提供ですw


ホームセンターで2x4の材木をそれぞれ45cmのもの8本、15.5cmのもの4本、10cmのもの4本にカットしてもらいました。

後は木ねじとボンドで留める予定でしたが、一部デザインに凝ってしまい素人には難度の高い木製ダボを使って組み立てる工程が加わってしまいました。

さてまともに出来上がることやら???

[追記]2013.2.14 Thursday 11:12

今朝方工作開始前の安全祈願にオーディオ(特にヴィンテージ・真空管系)に霊験灼な神社にお参りをしてきました。

オーディオの高みへの石段?140段上ってゆくと開運が期待できるか


気分はコンサート前の朝を迎えた福山雅治、などという邪念を振り払って心を込めて祈ってからおみくじを引くと……。

「大吉」!でした靄々も晴れてきました


あとはマスターの助言に従い、「焦らずじっくりと」慎重に作業します。
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雑談中心―2013

Kuniは基本よっぽど寒い時期以外は窓全開で換気しながら過ごすのが好きなのですが、最近はそうしていません

昼間でも視界が遮られていた北京の酷い大気汚染の関連でSPRINTARSの大気汚染粒子予測動画を目にして、それが特に西日本在住の者にとって他人事ではないと気づかされたからです。

先月末からの週末は特にその粒子の飛来が多くて外へ出るのが嫌になるほどでした。

2,3年前にも秋のすっきりした日本晴れのはずの時期になんだかもやっとした空ばかりなのはもしや大陸からの影響ではないかと思っていたのですが、やっぱりなあといったところです。


話は変わって、年末にRYOさんにオーディオの設定を改善してもらって以来気になっていたのがスピーカーのスタンドをどうするかでした。

ネットであれこれ参照してみたり、点支持ならこんな形も面白いかもと思ったりしてました。

モニター・スピーカー用ではIsoAcousticsからでているこの分も気になりました。

ISO-L8R155


かけている曲が好きなせいもありますが……。使用レポートはこちらに。

自作するか、IsoAcousticsのを手に入れるか思案中です。

今回は軽く雑談モードにしてみました。(笑)
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円筒系の逆襲―続き

この前近所でいい物を見つけました。去年から懸案だったディスクスタビライザーの決定版と言える ORSONIC DS-250 です。
「コレクトチャック式でレコードを固定状態にする」と言っても意味が分からなかったのですが、ターンテーブルとディスクスタビライザーで強力にレコードを挟んでセンタースピンドル(真ん中の軸)で直接盤を回すイメージです。揺らぎが無くなって音に力強さが増したほか、今まで針飛びしていたレコードが正常再生されるという嬉しい効果もありました。

気に入って再生中真空管アンプも活躍


ついでに告白するとプリアンプとして使う予定だったMUSE AUDIO の6N11真空管ヘッドフォンアンプ(上の写真で青く写っているほう)を現在MCカートリッジの増幅用に使用しています。つまりMCヘッドアンプ代わりにしているのです。まともじゃないのでお恥ずかしい限りなのですが。


さて、今回の本題である円筒系スピーカーの新顔ボイド管スピーカーのエンクロージャー部分を【スウィング】のマスターが工作して用意してくださり、うちでもその音を聴くことができました。マスターにはありがたく感謝しています。

ボイド管スピーカーが仲間入り


ユニットはもちろん付録のスキャンスピークで特に中・低域の再生に秀でている印象です。円筒系でなく普通の箱に入れて正面で再生したら高域がシャカシャカと聞こえそうなところ、ユニットが上を向いており直接音が向かってこないのでマイルドになっている。

今は先週テレビで知って以来マイブームの岩手県大槌町の中学生ー臼澤みさき
ーの歌をよく聴いています。久々に新譜を買ってみたいと思ったシンガーです。若いのに昔の美空ひばりや山口百恵がデビューの頃抱えていたような翳のある感じ・けなげに歌う痛々しさのようなものが微塵も無いところが今風でいいです。
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円筒系の逆襲-Circular Cylinders Strike Back

うちでは1台自作キッチンマットタイプだけ使用可能状態で残っていた円筒系(勝手に名付けてますw)のスピーカーが市内の【スウィング】で増殖中とのことでこの前それを持って他流試合に行って来ました。

8cmのスピーカーユニットを始め総てがただ載せてあるだけの単純な構造なので追い込み不足だったせいか、音に迫力が不足しており惨敗という残念な結果で終わってしまいました。

そのリベンジに別のユニットをと探していたところ、スキャンスピークのスピーカー・ユニットが付録のSTEREO8月号がまだ在庫ありになっているのを見つけたので早速取寄せました。

そのユニットを以前自作タイムドメインもどきで使用していた内部にフェルト生地を張って吸音対策してある塩ビ管に載せてみたところぴったりで、これで一丁上がりとまた安易に【スウィング】に持ち込むことにしました。

【スウィング】で最近盛り上がっている円筒系スピーカーの筐体というか支柱はボイド管という建築資材で、鉄筋の柱を立てる際などにコンクリートを流し込む型枠のようです。

そのボイド管をumekichiさんがお持ちと聞いた【スウィング】のマスターから分けてもらえないか依頼があってKuniが連絡を取ったところ、快く長さ2m、直径13cmのもの5本を寄贈してくれたのが今回の自作ボイド管スピーカー製作ブームのきっかけでした。


前回行ったときには1種類だけだったボイド管が太さも色々と増殖しており、またマスター作の塩ビ管の物も立っていました。

にょきにょきと立ってます一番手前がKuni持込の物


今回はギャラリーも多く挑戦の甲斐もある状況でまず持ち込みの物を鳴らします。先にしておかないと後では繋ぐのもためらわれるかもと……。

掛けてもらったのはこれも持ち込みのCDを中心に、

   SOPHIE MILMAN / Make Someone Happy

   NAT KING COLE / After Midnight

   ASTOR PIAZZOLLA / Tango Zero Hour

   PAUL CHAMBERS / Base on Top

等々。

今回はいい線行ったと思われますが、これもユニットの素性が良かったからかな。途中同席の方に調整をしていただくなどしながら。

その後はボイド管スピーカーの比較試聴に移り、ビンテージユニットのグッドマン AXIOM 80 を聴いてその広大な空間再生能力に感心したり、それに対抗してスキャンスピークを2個足してダブル・ユニット構成4Ω化を実験してみたりして楽しみました。

これが噂のAXIOM 80大型ユニット並みのパワー感が
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気がかりだった……

6月にRYOさんから「オーケストラまで再現出来るシステム」という目標を設定してもらって以来、そこに近づく第一歩としてメインのスピーカーにサブウーファーを加えて2.1ch化することにしていました。

それで先日は変則的なスピーカーの改造などもしてみたのですが、良い物があればサブウーファーを手に入れたいと思っていました。

理想は ECLIPSE TD725sw なのですが、手が届きそうだったのは似た感じの構成の ONKYO SKW-320 といったところでした。


先週末は急に涼しくなったせいか体調を崩していました。やっと回復して町へ出たら考えてもみなかったタイプのサブウーファーを見つけてしまいました。それで、衝動的に手に入れてしまったのです。

3面にネットが3スピーカー?


水平対向式2スピーカーでもなく、ハイカット・フィルターも付いていないタイプです。

作りが良いので音がいいんじゃないかと思われたので。


今日それをプリのウーファー出力に繋いで音出ししています。

ボリュームを上げると動いているのは正面の1個のスピーカーだけで、左右に付いているものはパッシブラジエーターとのことです。

サブウーファー単体の音は耳に慣れていないせいか、最初は鈍い音かと思いましたがだんだん良く聞こえてきました。ま、途中からは単なる音楽鑑賞になってしまったのですが……。

今の心境はと言うと。

ご満悦


[追記]2012.09.25 Tuesday 16:45

現状の接続状況など(体調不良で家にこもっていて作成)

詳細はプロフィールにて


P. S. さっきFMでDJの声を聴いていて、サブウーファー側の音が少し遅れているのに気がついた。気持ち悪いので対策しなくては。
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スピーカー聞き比べ―パート3

やっと少し涼しくなってきたかというこの頃寝る前にYouTubeで見てひと笑いするのが日課になっているのが邦題「それ行けスマート」(原題: GET SMART)。

昔小学生のときよく見ていて子供ながら楽しみにしていた【低予算スパイ・コメディー&お色気シーン少々あり】が今見ても十分楽しめる内容なのが再発見できて嬉しい日々を過してます。


さて、また前回の続きです。

「低域は力強いのですが」と書いた変則スピーカーに入手した当初からトライしてみたいと思っていた改造を加えてみました。

片方をばらばらにして台にして使用


前にもちょっと書いたASW方式のサブウーファー化できないかと思って。

本格的な自作はできないので2.1チャンネル化に使えたらというのです。空にしたエンクロージャーにもう一方のスピーカを載せるだけというお手軽な方式です。

今のところ載せただけですがw


低音の入っていそうなCDをかけては聴いているのですが、効果はかなり感じられています。
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スピーカー聞き比べ

この前の休みはマスターから「共鳴管型スピーカーが完成しましたV聴いて下さい」とメールを貰ったので【スウィング】に行きました。年初のこれ以来DIYオーディオ喫茶と化している店内には多数のLXA-OT1などが並んでいます。

マスターは春頃から常連さんの影響もあって小スピーカーユニットを使った銘機のミニチュア版スピーカーを作成していたのですが、先月出た「Stereo」誌8月号付録のスキャンスピーク製スピーカー・ユニットがその自作意欲にますます火を点けたようです。

店内ではその新作スピーカーから音楽が流れていました。

向かって左のフロアー型がマスター作他にも持ち込み自作スピーカーが


今回のものはTQWT(Tapered Quarter Wave Tube)タイプのスピーカーでユニットは箱(エンクロージャー)の上1/3ほどのところにあり、フロアー型の下部には写真には写っていませんがバスレフダクトが開けてあります。

ユニットの10cmというサイズからとは思えない低音が出ておりクラシックやボーカルの再生が得意な様子でした。

他にも常連のYK(仮)ーそろそろ正式名を決めないといけませんねーさん持込の同じユニットを使用したバスレフダクト付きスピーカーが高音域や低音域を元気に聞かせたり、後でいらした方はユニークな壷(焼酎の容器とのこと)を利用して上向きにスピーカーを配した密閉型のを聞かせてくれたりしました。壷の方は中音域メインのサウンド再生でしたが静かに部屋に流しておくのにぴったりな音がしていました。

付録スキャンスピーク製スピーカー・ユニットでまたコンテストがあるようですが、今回接した作品はサイズの規定など無く言わばフリーの条件で伸び伸びとした表現が形にも音にも出ていて大いに楽しめました。
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