丸亀へ、善通寺へ

実物は凄い Misc

先週末ウチの奧さんとJRに乗って日帰りで隣県へ行ってきました。

松山から特急で往復すると1人12,000円前後かかるもので、なんとか安くあげられないか調べて2つ見つけました。1つはチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」の【スマえき トク割きっぷ】を使って自由席に乗る方法。もう1つが駅で【トク割4枚回数券(指定席用)】を購入する方法です。

両者とも松山・高松駅間で3割前後の値引きになるのですが、アプリを導入してクレジットを登録する手間と今後も使うか疑問なこともあって、1,000円割高になるもののみどりの窓口で当日購入できる簡単さから後者を選択しました。

これも車社会の地方で需要がなくて国内でこの辺だけいまだに(永遠に”!?”)交通系ICカードが使えない当地ならではの事情と言えます。

実際には上りは丸亀駅で途中下車、下りは多度津で途中乗車をして利用したのですが、それでも安くなりました。

 

それはさておき、行先のメインは丸亀駅周辺、そして相方の希望で善通寺に参拝して帰ってきました。

丸亀駅に到着したのが午前10時過ぎで、さっそく駅前ミュージアム MIMOCA 【丸亀市猪熊弦一郎現代美術館】を訪れました。今年の春夏に行きたいとと思っていたKuni的3大美術展のトリを鑑賞します。

駅舎を出て目に飛び込んできたのがその建築の威容で、事前にネットの写真で想像していた大きさとはスケールが違っていてなかなか立派なたたずまいでした。

実物は凄い  アートへの階段

正面にオブジェと壁画で構成された奥行きのあるファサードがまるで巨大な舞台のように存在しています。その脇には天井高の高い各フロアを3階まで貫く階段が神殿を登って行くようです。

2階の階段脇には落ち着いて過ごせるアートライブラリーと造形スタジオ、3階にはカフェ MIMOCA とカスケードプラザという広場。

アートライブラリーの壁に カスケードプラザ

居心地の良いアートライブラリーのソファーに座って猪熊弦一郎の絵画を鑑賞。そのあと気持ちの良い天気のもとカスケードプラザを眺めて過ごしました。手前にトライアングル、右奥に壁を滴り落ちる人工の滝と左奥に焼けた石のような壁。二つの壁の交差する前にあるのはイサムノグチ庭園美術館の丘の上で見たビッグエッグの兄弟岩でした。

美術展の内容は次回の記事でにします。

昼前に美術館を出たあと、近くでうどんを食べようと【石川うどん】という店まで歩いていくと休みで、あと10分ほど歩いて【麵処 綿谷丸亀店】に行って「肉ぶっかけ冷や」を食べようかと相方に話すと、もう近くでいいと「さっき見かけた【骨付鳥 一鶴 丸亀本店】にする」と提案が。

おしゃれなインテリアで若いカップル達に囲まれて「親どり、ひなどり、とりめし」をオーダーして、Kuniが固口の親どり、相方が柔らかなひなどり、とりめしを2人で分けていただきました。

午後は善通寺駅へ移動して広々とした総本山善通寺で五重塔を見上げて、本堂の薬師如来を間近で拝んだり、今年誕生1250年祭をしたという弘法大師を祀る大きな御影堂に入ったりしてゆっくり史跡を味わいました。

次回へ続く。

 


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