巣ごもり再開中

珍しいスピーカーユニット オーディオ

東京オリンピック2020(+1)が閉幕するのを待っていたように、当地松山も新型コロナウィルスが蔓延状態に陥り、感染者が連日数十名出始めました。

お盆以降は食品等日用品の買い物と通勤以外は外出を控える日々が続いています。そうした毎日に入る直前、外出先で2,3スピーカーを見つけました。

一つはビクターのウッドコーンスピーカーで、知人から出物があったら知らせてくれと頼まれていた物。DVD再生に対応したミ二コンポ EX-AR3 に付属のが見つかったので連絡したら即お買い上げとなり、本人に渡す前に一晩だけ試聴。コンポ本体はいらないからということで手元に残ってしまいました。

夏の借り暮らし部屋の卓上に本体をセットして愛用の小さい方のスピーカーで聴いてみると、DVD用というかAV寄りの低音域強めなサウンドに感じました。ついでにビクターのK2テクノロジーも試してます。

もう一つは魔法びんのサーモスが出していた VECLOS SSA-40S という缶コーヒーよりも小さな赤いBluetooth対応スピーカー。以前から興味があったので思わずゲットしました。こちらの方はクリアなサウンドながら低音はそれなり……w

 

別の日、出先で想像もしていなかった珍しい物と出会いました。

パイオニアのツイーターとウーファーが一体化した2ウェイのスピーカー・ユニットで、見つけた瞬間気に入ってしまい、よく状態確認もしないで手に入れてしまいました。

機種名が PAX-20A と言い、50年物かと。サイズが20cmでアルニコ磁石を使用した同軸(ツイーターはセンターから少しだけずらしてある)仕様。後部のカバーがエメラルドグリーンで丸味を帯びているのが穏やかな音色を予感させます。

珍しいスピーカーユニット

どのようなエンクロージャー(箱)が似合うかと考えつつ自宅に持ち帰り、その夜には思わず裸のまま結線して鳴らして音を聴いてしまいました。下はその動画です。

 

あとでユニットを手に取って明るい方へかざしてみると、ウーファーの片方は周囲のエッジが8割方、もう一方も3割ほど穴が開いて光が漏れている状態で、両方とも交換した方が良さげでした。ただ、エッジの形状が最近の丸い山形のとは違っていたのでビンテージな雰囲気が変わってしまいそうで。

それで今回は和紙と糊で補修しておくことにしました。表からはなるべく補修跡が目につかないように裏側だけ作業します。

1日置いてもう1度音出ししてみるとツイーターの音が前へ出て低域が足りない感じになっていたので、エッジが硬くなっているのではと軟化剤をネットで検索して三油化学工業の “D4 SUPER” という自動車用ブレーキ液補強用の強化液を取り寄せて2日かけて2度塗り。

佇まいがイイ!  とりあえず密閉箱に

若干バランスが良くなってきたので最近使用していなかった ONKYO M55Ⅱ の密閉箱にセットして、このところの涼しさで気温の下がったKuniラボで試聴してます。

試聴中♪♪

 


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