先日Kuniラボにhogeさんをお迎えしました。中旬まで私用で忙しく先伸ばししていた約束を果たしたものです。
エクレアなどスイーツをいただいて気が緩み、マイペースな時間を過ごさせてもらいました。というのは、前々回の記事でふれていたネットワークオーディオの再生がまだ上手くいってないもので直前まで試行錯誤していたそのまま予定の時間を迎えてしまい、頭の整理がつかないままオフ会に突入してしまったもので。
普段オフ会というとお互いに持ち寄ったディスクをプレーヤーで再生するパターンなのですが、今回は徹頭徹尾パソコンによるファイルとネットの再生で行ってしまったのです。
Kuniは歳を食っている分音楽好き歴が一番長く約半世紀、MSX・Windows3.1~のPC弄り歴がその半分でオーディオをかじったのがそのまた半分というただの音楽好き+αの輩なのですが、生半可なオーディオ趣味の中で何年か前から「言の葉の穴」とかを覗いていつかネットワークオーディオの再生に取り組みたいと思っていたのです。リンDS等やNAS(ネットワークディスク)のQNAPのような正統派の機材で構成したいところ、何せ低予算なので今回簡易版のレンダラー(再生装置)と簡易NASで始めることにしました。
無い知恵を巡らせて用意したのが Fire TV Stick とこの前のWIFI USBリーダー REX-WIFIUSB1Fとです。合わせても6kほどで済みました。ハードディスクは手持ちのUSB接続の物があり、音楽ファイル、動画等は以前から溜めてあった分を流用しました。CDからのリッピングには dBpoweramp CD Ripper と EAC を使用してます。
それはともかくオフ会です。
前回ご訪問時にお借りしてリッピングさせていただいたオリジナルの ”favorite 15 anime, Sound Track” から3曲目 堀江由衣 “PRESENTER” をWindows10 PlayPCMWinでWASAPI再生。
再生装置はDACがE-MU 0404|USB、スピーカーケーブルがDENONのLC-OFC Class1、スピーカーがSONYの SMS-3 で前回と同じほかは、アンプがビクターの ME-105 に、スタンドが自作の木製から SOUND ORGANIZATION の金属製に替わり、インシュレーターは上うしろがオーディオテクニカAT6099と前に地元産の謎のクッション素材を合わせて下にオーディオテクネのカーボン製の物をセットと変更しています。
hogeさんによるサウンドの評価はやはりツイーターが主役的な中高域、特に声の帯域をよく聴かせるスピーカーとのことでした。流行りのハイレゾ再生に特化したものとかではなく。
そこで「サウンドの印象はPCのソフトによって変化するので……」とKuniが口にしたのをきっかけに、今度はそちら方面の聴き比べをすることになりました。
派手めな音ならBug head Infinity Bladeかな、自分好みにイコライズできるFrieve Audioも以前は好きだった、業界標準的なFoobar2000だとこんな感じとか。AudioGateは最初のとAudioGate 3で出音が違っていて個人的には前者が好み、他にはアップルのQuickTime Playerで音楽再生もできて一時期嵌っていたけれど1度に1曲しか再生できなくて、フォルダごと聴くためにバッチファイルを作りたいと考えていたことなど自分勝手に話しながら……。
hogeさんの希望でWASAPI再生とASIO再生の違いをFoobar2000を使って聴き比べてみることになり、それぞれ再生してみるとASIO4ALL V2の方が音が良いという評価。うちのスピーカーに合っていると。あとはAudioGate、QuickTime Playerの順(だったと思う)とさすがの凄耳で聴き分けてくれました。ASIOも本当はE-MUの専用版の方がいいのかもと思いながら設定変更の方法を思い出せなくて試せず。
同じ曲を延々リプレイするオーディオマニアhogeさんならではの会となりました。
最後再生が難しいという10曲目 Blumenkrantz “キルラキル” を再生して2時間半のオフ会が終了しました。
長くなったのでネットワークオーディオのその後は次回の記事で。
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