前回の続きです。
千里中央駅に戻って時計を確認すると、14時半をまわっていました。
その後は阪神沿線在住の友人と地下鉄難波駅の改札口で合流する予定で、余裕をもってと時間は15:15に決めてあったのです。多少遅れるとメールすると「承知」と返事が。
友人に夕食の予約を17:30でと頼んでいたので周辺観光の時間は実質2時間。改札を出て友人を見つけると慌ただしくスタートです。
友人はオーディオオタクではないので遠慮しつつ、日本橋(にっぽんばし)の電気街を見てみたいと提案。
まず大阪版「合羽橋」というべき細道商店街の道具屋筋を抜けて、と思ったらそこが面白くて色々店舗巡りを。また時間が押してしまいます。
東の秋葉原同様に日本橋も昔日のベテランの店主が狭い店に積み上げられたパーツや道具類の中から物を選んでくれるような雰囲気ではなくなっているようで、表通りを一歩入ると所謂オタロードという感じ。積み上げられているのはアニメグッズとかで、「いらっしゃいませ、ご主人さま」と若い娘さんから声を掛けられるような……。そちらに惹かれつつも街をウロウロ。
大阪へ行って時間があれば有名な逸品館の他、オーディオ南海、ブンジンホールなどでゆっくりしてみたいと夢想していたのですが、シマムセンの前あたり・逸品館まであと3分というところでタイムリミットに。
小用を足したくなってビルに入ってフランク三浦の陳列の横を通って階段で2階、3階へと上がって探すも場所が見つかりません。店員に声をかけると、客に貸すトイレはないとのつれない返事が。そこでコンビニならと2軒まわっても同様の始末。都会の現実に直面しました(大げさ
難波駅前方面に戻って、なんばグランド花月前で土産の人形焼カステラを仕入れ、法善寺でお不動さんに水をかけた後道頓堀へ。
本当に大きなタコぶつが入っているたこ焼きを【大たこ】で買って太左衛門橋で開いて頂きました。


賑やかで人工的な色彩の鮮やかな街は、これで雨が降っていれば映画ブレードランナー第1作冒頭のシーンを思わせるもの。猥雑で生命力にあふれたアジアンな光景、飾らない大阪の魅力。
夕食は友人おススメの【ゆかり千日前店】というお好み焼屋で生ビールとつまみで乾杯したあと焼きたてを美味しく頂きました。
難波へ戻り、高島屋の地下でお土産を買い足したあと地下鉄に、友人は阪神なんば線にとお別れ。
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