新年初オフ会―その後

アンプを預けたものの…… オフ会

2月末以来新型コロナウィルスによる肺炎が流行期に入って国内のみならず世界的に危惧される状況を迎えており、政府・首相官邸による施策が次々と打ち出されるなど緊張感が高まってきました。経済活動よりも人が集まる場所への外出、訪問を避けることが優先されて街には人影が消えてしまい皆で集団感染を防ごうと協力しているこの頃です。

先日松山市の中心部で所用をこなしたあと堀之内公園を自転車で通って帰宅したところ、広い公園内で見かけたのは数人の学生らしい男女くらいで、他は自転車に乗った人がちらほらとだけ。

「病避け人出まばらに花を待つ」という俳句のようなものが口をついて出てきました。ただインスピレーションで言葉を並べただけですが。

 

仮Yaさんに手持ちのスピーカー用ネットワークを差し上げたところその効果で再生音のバランスが良くなったと喜んでもらえました。当初上下2個のウーファーをフルレンジ使用してネットワークで裏側に~1200㎐までの低域を、正面側に1200Hz~以上を受け持たせてあったのを、裏側に~800㎐までの低域、正面側に800Hz~以上を受け持たせるように変更したのです。

どういう感じに改善したのか聴きに仮Ya邸を再訪したのが2月の初めで、その時は仮Yaさんも満足気だったのですが、後日「ユニットの L-200 が4000Hz辺にピークがあって歪んでいたのがアナログ盤を再生するとき気になる。デジタル系だと何ともないのだけど」ということで結局L-200側は3000Hzまでで切って、それ以上はツイーターのみに受け持たせたと電話がありました。

前回直せるかどうかと勝手を言って預けておいたAIWAのコンパクトなパワーアンプ S-P22 の回収も兼ねて後日もう1回訪問しました。

 

色々診てもらったAIWAのアンプは電源は入るものの音が出ない症状が改善せず持ち帰りとなりました。ウチに1個だけある Auratone のスピーカーにBTL接続して使うプランはお流れに。

スピーカー用ネットワークは正面の真空管アンプの下にセットされていました。

アンプを預けたものの…… ネットワークを覗いてみる

追加使用されたツイーター VISATION TW70 の後方には音質改善のため(あんなのやこんなブログ記事を見つけました)のフィルムコンデンサー類と新たに調達したという高級な専用アッテネーターが配備されていました。

コンデンサーは赤い方が AudioPhiler MKP オーディオ用コンデンサーで、黄色い方は PARC audio 高音質フィルムコンデンサーとのことで繋ぎ換えて音質の変化を楽しめるようにしてあるそうです。

蛇足ですが、差し上げた分のネットワークには黒色に青いロゴの intertechnik Audyn-Cap MKP QS が載っていました

新たに加えたアッテネーター その向こう側はこの様に

完成した特製モノラル仕様スピーカーでアナログ盤を聴いてみます。

ボーカリストがリスニング・ポジションの正面に立って歌うのはもちろんのこと、その声と演奏者たちのプレイ、空間表現までリアルに再現されて(口には出しませんでしたが)良かったネと思わず拍手してしまいました。

充実した再生機材と様々なチューニングがあってのことだと思います。

完成!  大人っぽく歌うもの

そのあと、Zoot Sims のサックスに聴き惚れ、最後に Julie London の歌声に癒やされて試聴を終えました。

渋いプレイ そして最後に

 


コメント