この前AMIE邸を訪問した際、昨年末に地元で始まったFM補完局(ワイドFM)を聴くチューナーの話題も出て、テレビ用の物で受信したらどうかなどと話しました。使えそうなTVチューナーの現物を近所で確認していたもので。
昨日見に行ったところまだそのチューナー SONY VT-X10 があったので研究のため持ち帰ってきました。
部屋の室内配線に接続してみたところ、各テレビチャンネルの音声が聞けました。うちはケーブルテレビなのでアナログ放送終了後も5年間は地デジをアナログ変換で視聴できているのです。
そのままの状態で地元局南海放送の 91.7MHz にチューニングを試みたところ、受信できませんでした。
FM放送用のT字アンテナなんて無いしと思っていて、そう言えばあれがとKuniラボの備品庫を捜索し、埃だらけのVU室内アンテナを出してきました。
このTVチューナーは奥のほうにチューニング部があり、蓋をあけて設定するようになっているのです。音声はスプリットキャリアというのを選んで簡単に出せるものの、チューニング(アナログテレビ1チャンネル音声 95.75MHz の少し左)は自動で勝手に動いて止まらないため、選局するには▽△ボタンを交互に押して適当なところで左下の選局動作を停止するという技(笑)が必要でした。それが微妙にずれるもので何回もやり直して……。
これでやっと3台目のワイドFM対応受信機が仲間入りして、アンプにつないでまともな音声で楽しめるようになりました。同じバンドで受信できるのでNHK-FM 87.7MHz をチャンネル表示1に、南海放送FMを表示3にセットしているのですが、3側のほうが音圧レベルが高く感じられるのはなぜなんでしょう?
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