アッテネーター顛末記

配線をするも……(滝汗) オーディオ

先月オフ会をした際、うちに使う当てのない大型スピーカー用のネットワークがあると仮Yaさんに話していたら、そのあとで試してみたいと連絡があり、東京行きの前に届けておきました。

それが特製モノラル仕様スピーカーで役立ったと喜んでもらえて、お返しにALPS社製のアッテネーター(ボリューム付減衰器)を譲ってくれました。世間がコロナウィルス騒動でざわついているのを他所にうちで使えるか検討に入って、5年も前にエッジの交換等したまま活用できていなかった高域の強いスピーカー ONKYO M55II のツイーターにあてがうことにしました。

できたら内部に嵌めて使用したいとツイーターと元々内蔵されていたアッテネーターを外して構造を確認したのですが、正面側にセットするのは箱を大がかりにくり抜かないといけないようで諦めました。となると……。

ツイーターから外し始める  ネットワークに到達

眺めるとスピーカーケーブルのコネクタの上に良さげな場所が。しかしその部分は強化プラスチック系の素材でできていて木工用の鋸とかで切るのは無理そう。そこで企業秘密のある方法で無理やり刻んで穴開けすることにしました。

ウーファーユニット、吸音材を取り出して内部を見るとコネクタの上の内側はいい具合に何もありません。さっそくプラスチック部分の四隅のネジを外してトントンと叩いたらうまく外れました。

後からトントン  何とか外れた

よりによってこの冬一番寒かった日に物干し台に出てアッテネーター用の穴開け作業を実施。よく風邪を引かなかったもの;;

直径48mmの開口部にアッテネーターを嵌め込んでKuniラボに戻ってこことかで調べた通りハンダで配線。と、最初1番と3番とに逆に繋ぐ失敗をしでかして、すぐ気づいてやり直したというトホホぶりorz

配線をするも……(滝汗)  装着イメージ

エンクロージャーに仮止めしてみるとなかなかいい感じでした。

ただ、隠れている上部の厚みがあるのでプラスチック接合部が斜めになる様子。水平にセットできるよう周りに薄い板とフェルトを貼って高さ調整しました。

最後に元のアッテネーターの嵌っていた穴を塞いで作業完了。正面から見るとボリュームツマミが無くなっただけでほとんど変わっていないような印象です。

セットする準備作業  正面側の見た目はほとんど変わらず

でき上がったあと、Bill Evans Trio / Waltz for Debby をかけて試聴してみると、ツイーターフルボリュームから徐々に絞って行って9時の位置でシャカシャカ感が減衰してイイ感じに。本来出ている低音も復活して、やっと釈迦釈迦倶楽部の看板を下ろせました(安堵

 


コメント