新年初オフ会―続き

FX-AUDIOが並んで オフ会

前回紹介した仮Yaさんの特製モノラル仕様スピーカーを試聴します。

以前のアナログ&CDプレーヤー、据え置き真空管アンプメインの再生環境からガラッと変わって、最近はPCで操作、小型デジタルアンプ等で音出しします。

ソースもハードディスクに溜めた楽曲とインターネットラジオ、Youtubeなどで。

FX-AUDIO製品等が並んで 左はフォノイコライザー、右プリアンプ

再生に使用したのは、FX-AUDIO製のプリアンプとLuxmanの付録デジタルアンプ LXA-OT1。それぞれオペアンプ(IC増幅回路)は交換してあり、特にデジタルアンプは徹底的に部品交換して高音質化を図っているそうです。

また、プリアンプの方は筐体上部に穴を開けてオペアンプを簡単に交換できるように仕様変更してあるとのこと。

きっかけはこのOT1だった オペアンプが増殖中

ヴィンテージ真空管コレクションも健在で活用しながら、オペアンプも’80年代の物から近年のまで多数集めて交換しては音質の違いを確認して最適の物をセットして楽しんでいる様子でした。

今回プリアンプには Analog Devices LT1007、デジタルアンプに MUSES03 というオペアンプを使用。

 

甘い女性ボーカル物、例えば”Best Audiophile Voices”とかボサノバをかけながら、高域・低域の出を確認するように耳を傾けます。そのあと、YoutubeでKaren Souzaの曲やSophie Milmanがロシア語で歌う “Ochi Chernye” (「黒い瞳」)を流してもらってツイーターを外したり元に戻したりして音の違いを確認。最近の録音にはやはりツイーターを加えた方がいい感じながら、ジャズの雰囲気を味わうにはない方がいいかもと……。

引き続きYoutubeでバルセロナのジャズスクールのSant Andreu Jazz Band関連のライブ演奏を楽しんでいる途中、プリのオペアンプを Burr-Brown OPA2604 に換えると演奏が俄然ビビッドになってその効果を実感しました。

最後に、両サイドに元々ある同じユニットの日立の HS-500 と今回の物との比較試聴をしてみました。

HS-500 はさすがメーカーが音楽再生用にチューンしてあるだけあって甘く素直な心地良い音。比べると今回のモノラル仕様のは低域も高域も十分伸びている感じ。

特製モノラル仕様スピーカーを総括すると、オペアンプの効果も表現できていて中域・低域も充実している物になっていました。既に目標を達成しているのではと思ったのですが、まだまだ改良は続けるそうです。

 


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