前回の続きです。新装されて半年のホテルの部屋はIHのミニキッチン・電子レンジ付でエコノミーな割に広くて気持ち良く過ごした翌朝、右手にブルーの清洲橋を見ながら小名木川を渡って3つ目の角を左折します。
まだ8時前で早過ぎたのか、相撲部屋の扉は閉ざされていて人の動きもありませんでした。旧北の湖部屋(山響部屋)、大嶽j部屋、川の方へ戻って高田川部屋、尾車部屋。最後に錣山部屋の前を散策して廻りました。
大通りで左折して都営大江戸線の清澄白河駅に向かい、上野御徒町へ地下鉄移動。山手線を一駅だけ利用して上野駅へと。新型コロナウイルスを警戒してホテルを出るときから事前に用意していた濡れマスクと不織布マスクを2重に装着し、車内の柱・吊り革にも触れないように立って乗車したのですが、乗っている人はマスクを半分もしてませんでした。(その時点では)旅行者の方が神経質だったかと;;
予定の時間までまだ1時間半ほどあったので朝ご飯をとアメ横方面に歩みを進めたものの、通りは人もまばらの準備中状態。開いていた喫茶店に降りて行ってモーニングでゆっくり過ごしました。
早めにそこを出て上野公園への階段に向かったところ工事中で迂回したので、目的地の東京都美術館には開館直後の9:30過ぎに着きました。
今度はKuniの趣味で『ハマスホイとデンマーク絵画展』を鑑賞します。概要は前掲リンクの通りなのですが、大規模な展示を通じてデンマークの風土と人の関わりが絵画に滲み出ているという印象でした。
特に光、陰影表現がすべてはっきりしている明るく冬でも雪の反射光が届く日本とは違って、北ヨーロッパで太陽光が貴重な環境の人々が描く絵画では暗部の諧調表現が発達している深みを感じられて。
二人でじっくり鑑賞できて連れも良かったと言ってくれたのでほっとしました。自分へのお土産に本を1冊手に入れて外へ出ました。
次の目的地、郷土出身の文人で俳句・短歌の改革者 正岡子規 の旧居【子規庵】に歩いて向かいます。途中東京芸大と国際子ども図書館、上野寛永寺の周りを散策。JR線の上の橋を渡ってすぐの歩道脇にあるエレベーターに乗って下に降りてすぐのところに【子規庵】を見つけました。こうした詳細はググっても表示されてなく、徒歩の場合表示の通りだとかなり遠回りになるところでした。
ほかに来訪者もなかったので、明治の平屋民家と糸瓜棚のある庭の雰囲気をゆっくり味わって過ごせました。その後鶯谷の駅方面へと。老舗の湯どうふ屋の前で撮影など。文教地区のすぐ隣が世俗的なゾーン(笑)なのは地元と同様だなどと思いつつ……。
それから東京駅方面に移動して職場へのお土産とか見て廻りました。高島屋で買えるというオードリーというかわいいお菓子にしようかと思っていたものの、結局鎌倉名物鳩サブレーに。翌日は昼前には成田へ。
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