先日来の樽型スピーカー改善はまだ続く(かも?という)予定なのですが、この前別の案件に取りかかってしまって中断してます。
実は先月の同じ頃SONYのモニタースピーカー SMS-3 も見つけてあったのです。その方は「エッジが皴々(しわしわ)で、コーン紙に破れあり」という状態で格安だったのですが、ずっしりと重くてぎっくり腰の身で運ぶのは無理そうといったん諦めていたところ、ひと月経っても誰も手を出さず放置されてあり思わず回収して来てしまいました。
何とか2階のKuniラボまで持ち上げて試しに真空管ミニアンプと繋いで音出ししてみると、そんな外見に似合わず「最初からナイスなサウンドが聴けて!」吃驚。「ツイーターが中域まで鳴っている感じ」とmixiにつぶやいたところ某マニアの方wから「クロスは2kHzくらいでしょうね」とコメントがあり、あとで調べたら指摘通り(!)でした。
自分で直すと半年(汗)かかりそうなところ、ある人に電話してお願いしてしまいました。
こういう時の助け神と言えば、オーディオ他DIYの達人Cさんです。朝電話してその日の昼にはスピーカーユニット2個を持参してCさんのオーディオ工作室を訪問、作業をしていただきました。
その場で接着剤と薄め液を混ぜて適度な溶液を作ってコーンの破れに慎重に塗っては作業を進めていくほか、片チャンネルの大きな破れ部分は裏から手で揉んで皴をつけた和紙で補強するなど経験者ならではの丁寧な仕事ぶりです。コーン紙が破れて開いていた穴に欠損部分が無かったのは幸いでした。
Cさんには感謝してもしきれない気持ちのKuniでした。あとエッジの直し方も教わって帰りました。
後日近所のホームセンターで太めの3芯ケーブルを買って来てエッジの復元作業にかかりました。ラボ内に転がっている太めの電源ケーブルを切って使おうかと思ったのですが、6Nとか書いてあってもったいないかと使用は止めて。
エッジ部分の丸い山型に合わせて一周分ケーブルを52cmに切断して嵌め込みます。ドライヤーを1分ほど当てては、1分放置を数回繰り返し。2個目のユニットにも同様に。皴の目立つ方の側は一晩ケーブルを置いたままにしておきました。
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