節電のため外出中に

このところ部屋が暑くて居られないので外出してしまうパターンが続いています。そんな外出先でのこと。


半年振りで市内のジャズ喫茶【スウィング】に寄ってアイスオーレなど注文し、何気なく店内を見ていたところ……。

店の隅の方に見慣れない木箱が2つ重ねて置いてあるのを見つけました。

よく見るとスピーカーっぽかったのでマスターに聞いてみると、それはアルテックのユニットが入ったスピーカーボックスとのことでした。

ユニットの方は 602D と言い15インチ&同軸ホーンで1967年の最終バージョン、ボックスはいわゆる銀箱というもの。ある常連さんが最近スピーカーを替えたので誰か使ってくれる人がいたら譲ろうとこの店に置いてあるのだそうで。

ボックスは元々白木なのを通常は銀色に塗装しているので銀箱というのを、木目調に塗ってあるのでした。こんな風に。

いい雰囲気のスピーカー


これを見てジャズの先輩Yさんのことを思い浮かべたKuniは早速翌日2人で【スウィング】を再訪しました。

最近は、ここに載っているようなアンプ―多分プリアンプは IC-150A パワーアンプは DC-300A かと―でエレクトロボイスのSR用15インチスピーカーを鳴らしているYさんのところにアルテックのスピーカーが加われば至福の音が出るのではないか思ってお誘いしてしまいました。

これで鳴らせばアナログプレーヤーの EMT948 からもこれまでと違った再生音が楽しめるのではと。


その日は偶然前オーナーIさんが来店中でその方から詳しい説明を受け、ボックスの後面を外してユニットを見るなどできました。

また、その方と入れ替わりで来られた別の常連Nさんがたまたま真空管アンプをお持ちで、Kuniがいつも車に載せているCDプレーヤーがあったのとで急遽試聴会が始まりました。

ALTECの試聴会


女性ボーカルを中心にCDをかけてゆきます。高域がきつめだと言う前オーナーのお話でしたが、最初は音の抜けが良くない感じだったのがだんだんとまろやかなサウンドが流れ始め高域も気にならなくなりました。Yさんの表情もほころんできました。先日のXデー以来の輝く色彩感、きらきらした音を聴くことができました。ユニットの音に染めると言うより、アンプの素直な音が出るようです。

という訳で、Yさん銀箱をお持ち帰りとなりました。
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