平面スクエア・ホーンその後

APMスピーカーの改造を終えた時には舞い上がっていて、機種名を APM-X950QRD = Accurate Pistonic Motion Speaker-Ex 950 Qualia of Rear Driver Unit などと付けて悦に入ってました。

それを抱えて、意気揚々とジャズ喫茶【スウィング】へ2度目の試聴会をしに行ったのです。

偶然また前回過分に評価してくださった同じ方が来店されており、へんてこ改造の結果を確認していただけました。

まず、木製の台の上に最近手に入れたaudio-technicaのクリスタル・スピーカー・ベースを3個x2並べ、その上に APM-X950QRD(キュアードと読む)を置いて聴いてみます。

その次は台にベタ置きで響き具合を確認。

最後はスピーカーユニットを上にして開口部を下に向け、まるでよくサブウーファーで見かけるような形でスピーカー・ベースの上に置いて低音を強調するモードを試しました(あとから考えると逆効果だったかも……)。

そして下された今回の評価は、前回の方が低音がもっと出ていて良かったというものでした。ショック!

うちの部屋での前方からの中・低音域のスピード感と後方から伝わる快い高音域のミックスという良さがまったく出ていませんでした。

マスターからのスピーカーは多分に部屋の音を聴いている・視覚的なものも大いに関係しているという言葉も慰めにしか聞こえません。


そんな気分に沈んでいた週末、umekichiさんが慰めに、ではなくうちにあるスピーカーたちを聴いてみたいと寄ってくれました。

umekichi邸でのOFF会のように用意周到:プログラムありとは行かず、出たとこ勝負の流れに任せた選曲で4種類のスピーカーを鳴らして聴いていただきました。

この前のサンスイのアンプ AU-7500 もumekichiさんには初お披露目です。

セットリストはアルバム単位で、

 01.STACEY KENT/Deamsville (CD)
 02.BABY ALYSSA/Good Day Club (LP)
 03.TOMMY FLANAGAN TRIO/OVERSEAS (LP)
 04.The Swinging Guitar of TAL FARLOW (LP)
 05.渡辺真知子/海につれていって (LP)
 06.ザ・フォーク・クルセダーズ/カレッジポップス・オリジナル・ストック 1 (LP)
 07.フォーク歌年鑑 '69 (CD)

後半はほとんど雑談モードで、昔ラジオで聴いていた中国放送の中四国ネットで柏村武昭と元はしだのりひことエンドレスのボーカル林竹洋子が司会をしていた人気番組「サテライトNo.1」話などで盛り上がりました。

上記番組は広島発の公開番組で、松山でも収録・生放送が今は亡き愛媛県民館であり、umekichiさんは2回見に行ったそうです。

umekichiさんはその頃熱心なラジオ・リスナーで、初めて買ったコンポもラジオのチューナー(だけ?)だったとのこと。中学生だったので第一産業の松山店から自宅まで遠路自転車で大事に運んだそうで……。

同じ頃Kuniは深夜放送を聞きまくっていたなあと。マイナーなパック・イン・ミュージック派でしたが。

おかげでショックの良いリハビリになりました。 
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コメント

せっかくのお休みのところをお邪魔して申し訳ありませんでした。

SANSUI AU-7500いいですねぇ~。
オーディオ良き時代の真面目に作られた製品だと感じました。
また、GODHANDでゲットされたレコードも良いお品ばかりで、素敵なミュージックタイムを過ごすことができました。
ありがとうございました。

BCL全盛期のお話は盛り上がりましたね!!
当時のAMラジオの周波数を憶えておられたのには感服いたしました。

第一産業松山店オープン記念の特価品としてSANSUI TU-5500(チューナー)が55,000円→29,800円で売り出されたものを当時中3だった私は、家からちゃりんこで買いに走りました。
今となっては良い思い出です。兎に角元気でしたね。

またレコードをお借りしてしまって申し訳ありません。
拙宅にもまた遊びに来てください。
umekichi | 2013/06/30 12:34 AM
umekichiさん、AU-7500は重心の低いサウンドが心地良かったですよね(過去形)。

GODHANDなんて表現をしたらJAROに訴えられてしまいます。偶々です。←普段とニュアンスが違うという突っ込みは無しで。(笑)

BCL全盛期についてはベリカード集めや短波のKYOIの思い出などまだまだ話は尽きないのでまた次回に……。

ではまた♪
Kuni | 2013/07/01 01:24 AM
 平面スピーカーの後ろは普通のスピーカーと同じ形をしているんですね。高分子のフイルムに電化をかけて全体的に不規則な振動を起こして目的の音を出すというスピーカーが出てきたことがあるのですが、それとは違うものなんでしょうか。
 私は先日から試行錯誤しているスピーカーの形を大幅に変えました。タイムドメインの意味がわからないので検索したのですが、そういう社名で独自のものを売っているところもあるんですね。
 今度は木のキャビネットのキットを買って同じスピーカーで組んでみて聴き比べるのが一番いいんでしょうけど、もっと音の大きく出るスピーカーでないと検証の意味もないかなと思ってます。
 いろいろ刺激を受けております。ありがとうございます。
S.CHIBA Local | 2013/07/07 03:20 PM
S.CHIBAさん、当地は今日入道雲も出て夏が、暑さが始まってしまった感じです。

箱とかバスレフ響き重視、筒形や卵型などスタイルは色々ありますが、目的は気に入った音が聴ければいいというだけです。それで工夫(悪あがきとも云う)してしまう。w

また面白いことができたり、そんな情報を見つけたらブログに載せたいと思います。
Kuni | 2013/07/07 05:56 PM

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