Years may go by

一昨日の夜勧められてNHK-FMの特別番組[真夏の夜の偉人たち]という放送を録音、いわゆるエアチェックしました。

23:00 ～01：00 の２時間番組で当日はマイルス・デイヴィス特集でした。

録音を思いついたのが放送の１５分前で、まずチューナーを87.7MHzに合わせたら雑音だらけ。うちではCATVのケーブルで繋いでいるのを思い出してその設定の80.9MHzにして。

次に録音をパソコンのハードディスクにしようかと思ったのですが、当日はスキャナーで作業中だったこともあり断念。

で、思いついたのが Hi8 での PCM 録音でした。

最近使っていなかったフジフィルム製の Simple Hi8 FUJIX FS-1 の機種にはビデオポートという装置があり、ビデオカメラをビデオデッキのように使えるのでした。

確か未使用の Hi8 MP の１２０分テープがあったはずと思って探したらありました。ついでに同じケースの中に古いカセットも１ダースほど入っており、懐かしいダン・フォーゲルバーグの "The Innocent Age" とかがあるのも見つけましたが感傷にひたる間はありません。

あともう数分しか無かったので、機器を繋ぐと 8mmヘッドクリーナーを２回かけて出力側からの音を再生確認して直ぐ時報とともに録音開始です。間に合った！

昨日はそれを再生して、パソコンのラインインからソフトSTSRECを使ってハードディスクに録音したのですが、何だか雑音が聴こえます。無音のはずの部分からノイズが……。

ネットで探したら Audacity というソフトでノイズを除去できるようでした。

Audacity を起動して録音したファイルを読み込み、無音部分を選択しておいて効果(c)からノイズの除去を選び上の「ノイズプロファイルの取得」をクリックします。もう一度 Ctrl+A で音声を全て選択した後、ノイズの除去で「ノイズの除去」をクリックすれば作業が始まりました。今回は1.2メガと大きいファイルだったので１５分以上かかりました。

作業終了後はテンポラリーファイルが出来ているだけなので、必ず Miles.wav とか別名で書き出ししておかないと元のファイルに変更が保存できません。最初これが分からず、？？？でした。

その後同じソフトでCDに収まるようにファイルを２分割して出来上がり。