翌17日旅先での常で早朝5:30過ぎには目が覚めてしまい、ホテル近所のファミリーマートで飲み物と味噌汁２種、奥さん用の鮭はらみおむすびなどを買い出し。食後のコーヒーを飲んでもまだ6:30にもなっていなかったので、予約してあった宮島への高速船を１時間前の8：25発に変更することにして7:00過ぎ広電５番線の猿猴橋町駅から広島港駅を目指しました。港の窓口で相談すれば変更は何とかなるだろうとの目算です。
幸い便の変更ができて双胴船が広島湾を波を切りながら進むと9:00前には宮島に到着しました。この変更がのちの幸運につながるとはつゆ知らず……。
今回は「藤色のこしあん」もみじ饅頭をお土産にすると決めていたのですが、海岸沿いで今どきの味も試したくなって紅葉堂に寄って天ぷら風味の揚げもみじを1本ずついただきました。
その日は大潮で10：20頃が満潮とのことでした。元々は紅葉谷をゆっくり散策しながら宮島ロープウェーまで進んで山頂付近で広島側・四国側の瀬戸内海の景観を満喫したあと午後に厳島神社に向かう予定でしたが、神社前に行くとまだ人がほとんど並んでおらず10:00にも間があって1時間以上の余裕があったもので先に参拝を済ませることにしました。
踏みしめて歩く床板すれすれまで潮が満ちてきています。舞台を見るともう波がかかっているし•_•;
神様のご朝食のタイミングだったのか神官が水やお供え物を運び、雅楽を演奏しているのを見ることができました。さらに進んで大鳥居の景色を写真に収めたり、五重塔の遠景を撮影したりしてよく見ると順番を待つ参拝者の列が海岸沿いに延々続いていて凄いことになっていました。
交通安全のお守りもすぐにもらえたのが、出口に近づくころにはそこも行列ができていました。
出口で鹿が1頭お見送りしているのを微笑ましく眺めていたら唐突に放送が始まって、年配の方が「満潮のため入場を中止します」とアナウンスしています。続いて英語版のアナウンスが始まったのですが、それが超ローカルな片言英語（という印象：スミマセン）で外人客が爆笑していました。
神様のお導きで無事参拝を済ませることができました。
ロープウェーまでまだ時間があったので紅葉谷に向かう道すがら開店準備で暖簾を掲げている店の方に声をかけたら、すぐに料理を出せるとの返事。名物のあなごめしをいただきます。外の隅の席で紅葉をめでながらランチ、の予定でしたがまだほとんど緑葉で紅葉になっているのは日の当たる一部分のみでした。
例年どおりならライトアップが楽しめる見頃のはずだった紅葉谷公園が今年は暑さが長引いたせいか何ケ所か見られるというありさまでした。いい感じに撮れたのは1枚だけ。
ロープウェーを8人乗りと20人乗りの２区間乗り継いで獅子岩駅で降り立ちます。
景色が良くて元気ならここから山を登ってパワースポットの弥山（みせん）山頂を目指したのですが、残念ながら当日は雲が多く遠くを撮影できなくて、前日の歩き過ぎが運動不足の身に堪えて駅からすぐの獅子岩展望台から広島方向を眺めたらまたロープウェーに乗って下りてしまいました。
朝が早かったせいか宮島発の高速船を16:00まで待てない気分になり、１便前の13:55発に変更できるか電話をかけたらO.K.だったのと松山へのフェリーも15:10と接続がよかったのでまたも予定を変更して18:00前に松山観光港に帰着しました。
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