ハイエンドへの旅路―続き

先日市内の小粒舎で【音楽を聴く会 シゲさんのレコードの教室】に初参加してきました。この前の神山恭昭氏が世話人をしている催しで、月に一度マニアでない一般の方が10人ほど集まってホスト役のシゲさんの解説付きでリラックスしながらレコードコンサートを楽しむという形がKuniにとっては新鮮でした。

当日は女性ボーカル特集で、先生がお話もしながらでとおっしゃると、ほぼ女性でKuniより年下の方は2、3人と思われる隣席の人同士声高な談笑が始まってしまい、一時学級崩壊状態だったり。また「この曲知ってる?」、「知らな〜い」と言えるのが微笑ましくて普通の人の反応はこうなんだ、とwww

そんな中Kuni1人がかかっている曲とボーカリスト名をメモし続けているという場違いな感じでした。スマホアプリを使わなくてもわかる曲がほとんどだったのが救い。本当は手など動かさずに音楽を楽しむ方が良かったのでしょうが……。次回からはそうします。

 

さて、Michel邸へのオーディオ遠征続きです。

ランチのお好み焼きで満足したあと、午後はまず別室でAV鑑賞を。3Dのブルーレイ再生を正面の特等席で初体験させていただき、画面から飛び出してくる迫力と奥行き感に吃驚。

席をRYOさんと交代して脇の壁側に移ってしばらく、睡魔に襲われてそのまま「例のあれ」眠りの小五郎モードに。白河夜船でよく覚えてないのですが、キツイ物言いもしたようで。

その後はマニア2人の会話をとぎれとぎれ覚えているだけ。トリノフとか、DEQX、プリとDACの間にとか。ひとり写真を撮り続けたりもしていたような。まともな内容はRYOさんのブログ記事3を参照してください。

 

楽しい遠征を終えて家路についてから、今回のもうひとつの主題であるルームアコースティック対策、具体的には防音工事を兼ねて出窓を塞いで壁面を左右対称にして音響対策をした件の話と写真撮影を忘れていたのに気付いたのでした(単に覚えていないだけかも)。

それでMichelさんにメールして音響ボード関係の内容をお聞きすると、下記の通り詳しく返事をいただけました。

「音響ボードの情報は、音工房Zのホームページをご覧ください。
私が購入したのは「Z103/音響パネルB」タイプで、購入後自分で着色しました。
吸音スポンジはこちらです。」(勝手ながら一部編集済み)

Michelさんが素材の吟味と選定・工作作業を進行させてオリンピック2回分に渡ろうかという時間と手間をかけてオーディオルームを構築し、最高のスピーカーを導入して手間をかけて補修したあと、足まわりを固めるという長く続くサーガの1エピソードを今回観せていただいただけですが、その熱意と素晴らしい技術、実行力に感動いたしました。しかも完成までの道のりはまだまだ続くそうで、今後がますます楽しみです。

 


コメント

  1. Michel より:

    またまた詳細な紹介、有難う御座います。
    先日もう一つお話しするのを忘れていた事に気が付きました。

    G1を駆動しているクレルのパワーアンプ、こいつは実は200V駆動なんです。
    その為、電源を室内まで200Vで引っ張ってくる必要があるのですが、この工事も自分で行いました。

    ケーブル、ブレーカー、電源boxの選定から購入、加工、そして工事と約半年を要しました。

    アホな奴だと笑ってください。

    • Kuni より:

      いえいえ、問題点を洗い出して最良解を実現するのに手間をいとまないからこその今があるということですね。
      良い刺激を受けたおかげで、いい加減ですますのを止めようとこちらまで前向きになれました。

  2. RYO より:

    Kuniさん

    先日は、久しぶりのオフ会に誘っていただき
    ありがとうございました。
    おかげさまで楽しい時間を過ごすことが出来ました。

    Michelさんの一人で孤独に格闘するオーディオの世界観に
    驚かされた一日でした。

    • Kuni より:

      2階まであの重量のものをたった1人でどうやって上げたのかとか、話を聞いても信じられない世界でした。
      自作のレーザー方式の機器でスピーカーの位置を正確に決める繊細さと大胆な実行力とを兼ね備えている結果、あのハイエンドなオーディオ空間再生を実現しているという……。恐れ入りました。