目の前が真っ暗に

昨年の秋からしている諸々の断捨離。昨日も市内のクリーンセンターに60㎏運んできました。それでもまだ多少残っていて、また次の休みにも……(^ ^;)。

 

Audiophile Linux が起動したあと、ワクワクしながら手持ちのDAC E-MU 0404 USB を繋いで MPD (Music Player Daemon) という常駐の音楽再生・管理ソフトとクライアントのプレイヤー Cantata で WAV(192kHz/24bit)のハイレゾファイルを再生してみました。

すると、音が割れて聞こえて鑑賞するどころではありません。サンプリング周波数の異なるファイルを各種再生してみた結果、44.1kHz/24bit までのファイルしか再生できないのが判明しました。

とりあえず mpd.conf に「format “44100:32:2″」の一行を加えて出力を 44.1kHz に強制設定し、ついでに「dop “yes”」 に書き換えてDSDファイルも音出し可能にと疑似的ハイレゾ再生にしました。すべての音楽ファイルが聞こえているだけの状態。

この時点で【Linux音楽プレイヤーを比較する。 楽曲管理で評価と手軽な再生で考える。】という記事などに目を通しており、ネットから DeaDBeef をダウンロードしようとパソコンにLANケーブルを初接続して「ping 8.8.8.8」等試しに入力してみると、「network is unreachable」となってネットが開けません(滝汗)。←結局使ったLANケーブルがダメで、普段使いのに交換したら普通に開けたのでした。

そのほかの設定も見直し、ネットからソフトを多数ダウンロードして再起動を掛けたら、あろうことか Audiophile Linux が起動の際エラーを吐いて立ち上がらない事態に。画面が真っ黒。停止してしまいました。

 

その日は何もやる気が起きず、夕方から酒を飲んで早く寝たところ、翌朝は珍しく5時に目が覚めました。

もう何度目になるのか、再度USBメモリーから Boot Arch Linux (x86_64)を起動。sdaの第2パーティーションを削除、つまりフォーマットしてOSを再インストールします。途中、今回は ”# grub-install –target=x86_64-efi /dev/sda” (targetの前の–は2個です)設定はいらないかと思ったら必要でやり直したりしながら朝飯前にwww起動に至りました。

朝食後、この前の【Audiophile Linux インストール手順】の続き、【Audiophile Linux インストール後設定】の手順ーこちらの2つの投稿には特にお世話になりました(感謝♪)ーを慎重に(viの代わりにvimを使って、”:w” が入力できなくて”SHIFT+;w”でとか苦労しつつ)実行したあと、【audiophile linux v4 [パソコン・物欲]】を参照してじっくりソフトを入れてゆき、本家の【AP Linux v4 install instructions】(注:英語です)の説明を参考にセッティングを詰めて、昼には環境整備が無事仕上がりました。思えば前日はこれらを急ぎ足で適当につまみ食いしたのが暗転を招いたのでした。

 

さてやっと本題のPCオーディオ再生に入ります。DeaDBeef を使い、最初はpulseaudio pavucontrol側のほうで再生してから、Audiophile Linux 本来の Bit-Perfect audio を実現したいと【Head-FiのAP Linuxスレ原文】(注:これも英語)を参照して以下を設定。

(a) Edit メニューから Preferences へ。
(b) Preferences ウインドウの “Sound” タブで > “Output plugin:” = “ALSA output plugin”、 “Output device:” = “(使用機種の), S/PDIF Digital Audio Output” を選択。
(c) 同じくPreferences ウインドウの “Plugins” タブで。
左コラムで、”Alsa Output Plugin” を選択後、”Configure” ボタンをクリック。”Use ALSA resampling”のチェックを外し、”Release device when stopped”にチェックを入れて、OK。
(d) “DSP” タブの “Resampler” を選択し、Remove。
(e) DeaDBeefを再起動する。
これでBit-Perfect audioが再生される。

そして出てきた音は、端的に言えば「見通しの良い再生」で雑味の無いピュアなサウンドでした。今までPCオーディオで納得がいかなかったサウンドの揺らぎが消え、低音も霧が晴れたようにすっきり。ボーカルや楽器の定位、パンの具合が手に取るように分かるというもの。PCオーディオはこれで決まり、と思いました(=当社比です;;)。

 


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