秋本番―その2

お見送りまで……(偶々です;;) お出かけ

先月動作しないという500GBの外付けハードディスクを手に入れて試したのですが復活しませんでした。インターフェイス部分は大丈夫だったので以前使っていた手持ちのHDDを入れて使えるように。その中身を開いていてダウンロードしてあった Adobe Gamma のファイルがあるのを見つけ、現在のパソコンに入れてみようかと思い立ちました。

Windows10にしてから使用中のノートパソコンの画面の色合いの調節は、(うちの場合)画面右下のアイコンから全ての設定、システム、ディスプレイ、明るさの変更とかディスプレイの詳細設定のアダプタのプロパティの詳細で色の管理タブの詳細設定、ディスプレイの調整(C)と辿って(ああ面倒!)したりしていたのですがイマイチな感じでした。

以前はコントロールパネルの Adobe Gamma で思い通りの色合いにできていたのでもう一度使えればと、今は公開されていないそれを人柱となるべくWindows10に導入してみました。良い子は真似をしないほうがいいと思いますが……。

やり方は簡単で、*.exe とか *.cpl のファイルをC:ドライブのProgram Files > Common Files > Adobe > Calibration に入れるだけです。その後 Adobe Gamma.cpl をダブルクリックして適宜実行していけば変更できます。その後変更を保持しておくためにWindowsのスタートアップ項目に追加して設定が常時反映されるようにしておきました。以上で以前のような色再現ができました。

などと人から見れば暇なことをしていたある日、先月お邪魔したオーディオマニアYさんから電話が。あの時同席していた筋金入りのマニアことKさんが今度寄ってと仰っていたとのことでした。で、お愛想を真に受けてそれじゃ明日休みなので行っても良いですかと伝えたのが一昨日。昨日(無理を言って)訪問してきました。

 

車中で聴くカセット2本、Pizzicato Five – Overdoze (行き用)と南佳孝 – 昨日のつづき (帰り用)やカセット・プレーヤー、カーステレオのAUXと繋ぐケーブル、CD4枚などをバッグに放り込んで出発。昼前にYさん方へ。そこから新居浜市のKさん邸へはYさんが車に乗せて行ってくれました。

再生したのは下段の2枚

少し時間があるのでKさん邸の手前でランチタイムを取ることに。

寄ったのは【ばあばのお昼ごはん】という昼だけ営業している店で、地元の食材を使ってできたての定食を提供していました。地元の主婦や営業マンで混んでおり、値段の割にボリュームもたっぷりで2人とも満腹。

地産地消的な  かき揚げの定食をいただく
写真では具がたっぷりの味噌汁の湯気、シズル感が伝えられなくて残念ながら。満足して外へ出るとお見送りまでしてくれました(?)

お見送りまで……(偶々です;;)

 

オーディオ機材全般については先日エクスクルーシヴさん達が訪問された際の記事を参照していただくとして、音楽を聴いての感想などを記すと。

リスニングルームに入って左側にAxiom 80のダブルと大きなエンクロージャーに入ったJENSENのスピーカー、右側にAltec 820と「萬」とサインの入った油絵などが配置されています。

まずAxiom 80でボーカルを。目を引いたのは藍色のスピーカーケーブルでインフラノイズというメーカーの物でした。

アナログ盤再生メインのKさん邸で今回はKuni持参のCDをかけるよう勧めていただいて、Yさん方で再生できなかつた今井美樹とピアニストたちの共演盤を。

元は高域がきつかったAxiom 80のユニットに対策を施してスムーズな中高域の出音にしてあるのでボーカルが生々しく前に出てきます。

次にかけたアメリカのボーカリスト アマンダ・マックブルームの物は、歌声も録音的にも良いと特に高評価をいただけました。

中でギターの音もなかなかのものでした。

CDのプレーヤーはYさんと同じかと思ったら、見た目が少々違っていて Sylvania というロゴマークが付いているグレーと黒のツートンカラー筐体の物でした。黒の物より楽しく操作できそうな。帰ってからネットで調べたところ、Philips CD104 のOEM版の様です。出音の傾向はオーディオショップ店長の日記の記事を参照。

その後Kさん十八番のちあきなおみをアナログ盤で堪能。こんな歌声をスタジオで収録中に立ち会えたら幸せだろうなと想像しながら……。

最後はJENSENで最近誰かの影響で手に入れたという(笑)アナログ盤、山本剛/ Misty を再生。充実した中低域の迫力を体感。

ついでビッグバンド、The Popular Duke Ellington のオリジナル盤を再生して楽しみました。

真面目にすべてのサウンドを収録した日本の録音と、スタジオ収録ながらバンドの聴きどころを最大限表現したアメリカの録音という対照的な2つのアルバムで音楽・オーディオの醍醐味を満喫しました。

 


コメント