秋本番

アイスホテルに迷い込んだような…… お出かけ

最近は雲一つない好天にほぼ恵まれて過ごしやすい日々が続いた当地ですが、Kuniは先月末から軽いぎっくり腰をやって怠い状態でした。今週に入ってやっと動けるようになって近場にお出かけをしてきました。

最初に訪問したのは松山市持田町に先月下旬開設された【松山兎月庵文化歴史館】(まつやまとげつあん)という「リーディングミュージアム(先進ミュージアム)」です。場所は地元の感覚で言うと、車で県庁前から一番町通りを東へ進み、市電が左折するひめぎん本店のある交差点を直進して(松山)東校を通り過ぎ、次の信号で左折、(愛大)付属中を右に見ながら突当りの一つ手前の角を左へ入って細い路地を進んだ左側。手前に数台車が置ける駐車場もありというところです。徒歩の場合は市電の警察署前から南へ、徳島銀行の角を左へ入って、気象台の前を直進、右にあるスカイパーキングもちだの次の角で左へ。持田幼稚園の手前を右折したところです。

武家屋敷の趣を残す民家を利用した館内に連れと入って履物を脱ぎ、入場料大人1人500円を。大学生以下は無料というアカデミック特典もあるそうです。

室内には江戸時代から明治期にかけて松山・道後地区の町作り・文化の発展に貢献した先人達が遺した文物が所狭しとコンパクトに展示されており、まさに「リーディングミュージアム」というもので、てっきり読み物博物館かと思ったのですが、これはKuniの誤解でした。

当日はたまたま小椋庵主(館長)がいらっしゃり、それこそ付きっきりで掛け軸や書画、短冊・和本、古地図等の説明をしていただけて幸いでした。特に畳の間に広げた江戸期300藩の位置・石高を記載した当時の大地図で松山と各藩との繋がりを個人的な背景も加えて聞けたのが印象的でした。また俳句誌「ほととぎす」と「ホトトギス」の時期的区別の話なども聞けて1時間半堪能できました。

昼過ぎの訪問で時間があったので帰りに松山気象台に寄って季節を確認するのに使う標本木を見学した後、街中の “Le Jardin de Qahwah“(コーヒー庭園の意)というカフェで美味しいエチオピアコーヒーを味わってから解散しました。

 

翌日、今度は郊外へ。元マスター邸を訪問してある作品展を鑑賞に出かけました。元マスターがひょうたんスピーカーに取り組むきっかけを与えてくれた講師の方がしているひょうたんランプ教室の作品展に誘っていただいて。

会場はこちら

会場は(また地元の感覚で;;)牛渕のハタダお菓子館の隣、【アルドールはただ重信店】の2階です。入口から暗幕をくぐって入ると中には色とりどりの作品たちが……。

アイスホテルに迷い込んだような……  おっとっと回遊中とか
奥のコーナーへと進むとそこにはランプのイメージを超えたレベルのアート作品群が。
そして元マスター協力によるひょうたんスピーカーもセットされていました。
自然な音で会場の雰囲気を良くしています。

こちらはアートの域  左右に瓢箪スピーカー
暗さに目が慣れてみると(笑)会場には元【スウィング】の常連が数人いて、皆で下に降りてコーヒーブレイクをとなりました。そのうち2,3人は帰りにアナログ盤蒐集家Iさんの家へ移動する話になりましたが、Kuniは残念ながら予定があって参加できずそこでお別れとなりました。元マスターから譲っていただいた物を抱えて。

 


コメント