夏休みの宿題を今頃……

Kuniにしては上出来! スピーカー

2年前に手に入れていながらほったらかしだったスピーカー ONKYO M55II のエッジ張替えの宿題にやっと手を付けました。

ウレタンエッジを元のオーナーがDIYしたと思われるセーム皮の物が空気漏れしていたので、別の素材で張替えようと、スピーカーユニットからゴム素材のガスケットを外し、エッジやコーン紙とフレームの接着剤などはその時削ってあったのですが……。

新しくつけるエッジの素材をウレタンにするか、ラバーまたはクロス素材を選ぶか、はたまた繊維を使って自作エッジを作成するかなどと考えているうちに億劫になってしまい、作業を先延ばししていました。

ラバー製は長持ちするようですが、ウレタンと比較すると低音のスピード感が劣るとのことで却下。軽くて動きがいいというウレタンの問題点は、5~10年で加水分解してぼろぼろに崩れる確率が高いことでした。両者の長所を兼ね備えた素材はないものか。

先日そんなことを考えながら北海道の業者 ファンテック のホームページを久々に覗いてスピーカー用適合エッジの一覧を見るなどしていて、そうそう M55II のはサイズCが149mmだったなどと思い出していました。

ついでに他の記事も見たら、Q&Aに、「当社ではウレタンエッジのラバーコート加工も行っております」との記載を見つけました。曰く、「両面に(極薄の)特殊『ラバーコーティング加工』をする事によって、ウレタンエッジの加水分解を防ぎ、エッジの寿命は飛躍的に伸ばします。ウレタンの柔軟性はそのままで質量もほとんど変わりません」とのこと。

これこそ求めていた素材ではないかということで、ファンテック社に詳細を問い合わせた上で、その加工をしたエッジと専用水性ボンド、ブラシのセットをヤフーのオークションで落札し、取り寄せました。

取り寄せたセットには【エッジ張替え 説明書】が入っていて、写真入りで作業の手順が詳細に記載されており、届いたその日に即実施できるようになっていました。

手間のかかる元のエッジと接着剤を取り除く作業がすでに済んでいたので新エッジを張るだけで良く、作業は思いのほか簡単に進められました。悩んだのは外周フレームにエッジを張る際の「センター出し」の要領だけでしたが、よく分からないまま説明の内容を信じて行なってしまいました(滝汗)。

翌日音出ししてみたら変な響きやガサガサという音も出なかったので結果オーライということで。とりあえずエッジの張替えは終わりました。

Kuniにしては上出来! すると後ろも気になる
続きはまた次回。


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