夏の扉がスウィングして

L側 スピーカー オフ会

7月を迎えてまず猛暑がやってきました。
先月は何となく始めたラボ内の片付け、機材の配置変更、断捨離などに終始してそのままオーディオ夏休みの時期を迎えてしまいました。

この前も小スピーカーを弄っていて低音が足りないので2.1CH化して聴こうと思ったらサブウーファーの電源が入らず、何度目かラックの後ろへ入って抜けていた配線を繋いだりしてました。

2017夏の機材配置

現状は基準となるpolk audio Monitor 4.5のシステムとサブ兼AV用途にSONY SMS-3、あと遊びで小さいながら低音の出るROKSAN HOTCAKES改+ウーファーボックスの3系統のスピーカーを鳴らせるようにしてます。この先は高温でじっくり聴ける機会は限られそうですが……。

 

さて、先週末「松山に単身赴任中ですので、また絡んで下さい」とメッセージをもらっていたオーディオ仲間のひでさんのところを急襲してきました。ご本人は多分社交辞令のつもりでそう書いたのでしょうが、Kuniには通じず突然の訪問となって。

まだ午前中の明るい日差しが窓からカーテン越しに差し込む明るい部屋には、必要最小限の機材だけで構成されたオーディオシステムがすっきりと並んでいました。

L側 スピーカー  R側 機材

前に1回だけ他所で見たことのあるローゼンクランツのピアノブラック仕上げのスピーカーにカーテンが映り込んで、まるでビル・エヴァンスの “Explorations” のジャケットのような光景にいい音の期待感が高まります。

機材はAH!というオランダのメーカーのCDプレーヤーとプリアンプ、パワーアンプ等ですべて黒でセンス良く統一されていました。

CDプレーヤーは Njoe Tjoeb というもので、随分前に pastel piano さんのジャズ&オーディオ通信のブログで興味深く読んだのを思い出しました。「ニュー・チューブ」と読むんですね。

 

まずはこちらもスペシャルチューンというPCオーディオから思いつくままというノリでノラ・ジョーンズのファースト “Come Away WIth Me” や前から聴いてみたかったデンマークの歌手シゼル・ストームの”Swedish Lullaby”、その後フライド・プライドの “Heat wave” の曲などをかけてもらいました。

真空管で纏められた機材とフルレンジスピーカーによるサウンドは奥行き感の表現が特徴的でエッジを利かせた方向とは正反対の音。耳に優しく飽きることのない音に感じましたが、ご本人はスピーカーの足元を固めるなどもう少しブラッシュアップしたいと仰ってました。

アンプ類  後がw
その後持参したソフィー・ミルマンの “make someone happy”、フェイキーの “To The Limit”、トヌー・ナイソー・トリオの “You Stepped Out Of A Dream” などをCDプレーヤーで掛けてもらい音楽談義で盛り上がりました。特にフェイキーの生ギターがお好みだったそうで幸いでした。

最後に慌てて写真を数枚撮ってオフ会終了。機材の詳しい話は聞かず終いでした。

 

蛇足ながら、そのあと昼から近くのオーディオマニア宅に足を延ばして雷鳴・ドラムスを大音響で鳴らし、本格的な梅雨入り祈願の雨乞いの儀を執り行いました。本日さっそく台風が到来し効果が現れたようで……。


コメント

  1. エクスクルーシヴ より:

    こんだけスピーカーをお持ちなのに、SPスタンドが無いようですが。
    良いスタンドに載せてあげ、本領発揮として下さい。(笑)

  2. Kuni より:

    > 良いスタンドに載せてあげ、本領発揮
    痛いところを突かれました。

    前はダイヤトーンのまともなスタンドがあったのですが、手放してしまって今あるのは自作品のみ(滝汗)

    どこにもないユニークなデザインをとか意気込んでは計画倒れのまま放置状態(トホホ;;;