繋ぎに繋がない物を

右のブルー筒SPとともに スピーカー

シアターサイトの構築が現状進まないうちに別の物に手を出してしまいました。80インチの画面で映像を楽しめてはいるのですが、インテリアというか室内のまとまりが着かないもので中断状態なのです。今月中には何とかしたいのですが……。

その物とは、Harman Kardon の Onyx Studio というブルートゥース専用スピーカーです。詳細はこちらに目を通していただいて。床に寝かせれば充電式円形コードレス(自走はしない)スピーカーwwです。

昨年シャープのスマートフォンのオマケとして提供されたあとオークション等に大量に出回ったようです。先日外箱、取説無しのものを尼○とかよりも格安で見つけ、研究材料として入手してしまいました。

とりあえず普通にこたつの上に置いて音出ししてみると、ネットの評価で読んだ通りパッシブ・ラジエーターか内蔵アンプの効果と思われる低音過多なサウンドで鳴りました。

ボーカル物では歌手の声が低音に埋もれて聞き辛い印象。

早速正面のネットをマイナスドライバーで外してきいてみると、少し声が聞こえて高音パートの演奏もかすかに鳴っているのが分かるといった塩梅。

そこで今度は手元にあった30cm角の石板に載せるとだいぶ聴ける音になってきましたが、まだ低音が強すぎる感じは否めません。

これはもう「あの手」を使うしかないなと。なんたってKuniラボですからw

 

Kuniラボの代名詞にもなっている釣り下げ式を今回も実験してみようかと。

Onyx Studio を試したいとは昨年末から思っていたのです。実物の音を聴いていなかったのと予算の関係でこれまで待ちだったのがやっとリーズナブルな物が手に入りました。

そこでネオジム磁石等で浮かせた台にのせるフローティング方式かいつもの釣りを採用するか多少検討したのですが、とりあえず実績のある釣りの方でとなりました。

釣り下げ式の音は中音域と高音域がすっきりと聴ける点が良いのですが、低音域に関しては向かないものです。低音の響きは台に置いた状態の方が良いという。

Onyx Studio の低音が強すぎるという特徴が釣っても低音域も聴けるという弱点補強になればと。

今回釣りに使用したのは強力マグネットフックで、とりあえず手持ちのを使ってみました。鉄のバーにそれをつけて下に丸いスピーカーを下げようとしたところサイド面では下にズレて落ちる恐れがあったため、鉄の塊の底にフックを吸着させました。

Onyx Studio には後ろの上部に指をかける穴があり、そこにフックをかけるとうまくバランスしてほぼ垂直に下げることができました。

タブレットでYouTubeを再生してブルートゥースで送信し、試聴しました。聴いたのは女性ボーカルで井筒香奈江やウィリアムス浩子などです。

右のブルー筒SPとともに

釣り下げたのがコーナー部分だったせいかまだ低音強調感はあったものの、大分聴きやすいサウンドになりました。といってもスピーカーなり、性能の範囲でですが。

これで充電の際以外ケーブルレスの接地しないスピーカーシステムになりました。

 

[ご注意]この記事の内容を参考にスピーカーを釣り設置された場合の落下等による事故及びそれに伴う破損、故障、怪我などについて当ブログ管理人Kuniは一切責任を負いません。以上よろしくお願いいたします。


コメント

  1. EX より:

    そのたゆまぬ研究心に、感心いたします。
    愛媛吊り倶楽部、益々のご発展をお祈り申し上げます。

  2. Kuni より:

    EXさん、先日寄った際にちらっと口にしたスピーカーの構想はこれでした。
    いま撮影のために再度鳴らしてみたらいい音で歌がきけています。
    今回の記事は脇道にそれた感じで軽く書いてみました。