自作系デジタルオーディオ

以前YAMAHA製のコンパクトなCD-Rを持っていてパソコンとUSBで接続して使っていました。その機種は単体でもCDを再生できて、ヘッドホンアウトからRCAにケーブルで変換して、出始めの”鎌ベイ”デジタルアンプにつないでデスクトップで聴いていました。デザインもすっきりしていて好みでした。

またネットワークメディアプレーヤーのDVDドライブが不調になった際にはパソコン用のものと交換して使えるようにしたりしてました。その頃、パソコン用のドライブにもよくヘッドホンジャックが付いているのに、どうして電源だけ用意すればCDの再生ができるようになっていないのかなと思っていました。

 

RYOさん方からの帰りの車中、hogeさんから「明日朝RYOさんがうちに来ます。Kuniさんも来ませんか?」とお誘いがあり、一も二もなくお受けしたのですが都合で少し遅れて行くと伝えました。初訪問だったので当日近くに着いたら電話すると。

翌朝RYOさんに遅れること小1時間してhogeさん邸の近所に駆けつけたと思ったら、ポケットにスマホがありません。慌ててバイクで帰宅して今から自宅を出ると連絡し、今度はスマホのマップ機能でhogeさん邸に息せき切ってたどり着けました。同じ中学校の校区内と近かったのが幸い……(大汗)

すぐに暖かいコーヒーを出していただいたのですが、味わう間もなく一気に飲んでしまいました。

今回の部屋はリビングで、Pioneerの高画質なプラズマテレビ “KURO” の左右にDiatoneの3ウェイスピーカー DS-V3000 が鎮座しています。普段家族でテレビを見るのにこの構成を使用しているそうで、贅沢ですネ。

事前にCD持参でと指定があったので、時間的にもゆっくりできないこともありさっそくディスクをプレーヤーに入れます。

そのプレーヤーが見た目ちょっと変わっていて、PC用のベア光学ドライブで、それを見慣れないむき出しのマイコン基板「ATAPIコントローラ」で操作するのです。最初はためらって手が出しにくいような。

基板は「パソコン用CDドライブ制御基板部品キット(Type-1) LCD付」を組み立てた物で、詳しくはこちらのホームページをご覧ください。「あとは12V/2~3AのACアダプタがあればプレーヤーが完成する」のだそうで。

それ以降、SPDIF(OPT)ケーブルでSPDIF-AES/EBU変換部 HOSA ODL-312まで、AES/EBUケーブルでAES/EB-I2S変換部 DCX-2496改まで、HDMIケーブルでDAC部までと接続しているとのことでした。

DCX-2496改までは着座位置から目視できるのですが、DAC以降がスピーカー以外見えません。それで失礼してテレビの裏側へ回ってみると……。

何やら大き目の四角い筐体が2段重ねにしてありました。上の段がDACで HTPC MY190-ES9018K2Mx2V2改、下がアンプで Audio Design DCPW-100改 とのこと。各種「改」が付いているところが自作系マニアらしいところ(笑)

 

失礼ついでにスピーカーの裏側もチェックすると、スピーカーケーブルが3本繋いであり、3ウエイそれぞれに接続出来るように「改」造してありました。

後日この部分についてお聞きすると、

「マルチアンプに展開するつもりでスピーカーから各チャンネルごとケーブルを取り出してます。
1chだけDAC部が組みあがったのでとりあえず動作確認を兼ねてスピーカーから取り出したネットワークを使って普通にならしてます。
ですので、チャンデバの機能は使ってません。」

との返事がありました(無断転載ですみません)。今後チャンデバ、マルチアンプ構成へと取り組んで行くようです。

超文系、感覚のみのKuniには「何も言えない」展開でしたが、その分RYOさんがオーディオ的批評、アドバイスを後ろの席でしていた模様です。持参したCDからA.O.R.や女性ボーカル、小編成のジャズなどを勝手にかけたところで時間が来てしまいました。

Kuni的にはご家族で視聴して愉しむやさしい音が出ていたと思います。オーディオ追求時と今のような音とを切り替えられるようにすれば良いのではないでしょうか。hogeさん、慌ただしく、お騒がせしました。pecori.


コメント

  1. hoge より:

    行ったり来たり、お疲れ様でした。

    > やさしい音が出ていたと思います。
    参考になります。

    > オーディオ追求時と今のような音とを切り替えられるようにすれば良いのではないでしょうか。
    BS-TVがメインで、その中でCDも含めて再生したいと微調してますがまだまだですね。

    • Kuni より:

      「部屋とワイシャツと私〜♪」もとい、部屋と機材と耳で磨きをかけた結果のサウンドだと思いますので、まあKuniの言うことなど気になさらずに。

      BS-TVの音声再生に最適化してあるのをさらにチューンしたらどんなサウンドが聴けるのか楽しみです。またきかせてください。